天皇皇后両陛下ご動静。 | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 


障害者雇用企業を視察される天皇、皇后両陛下=31日午前、東京都渋谷区(代表撮影)

(30日・木/宮内庁発表分)

 【午前】

 陛下 孝明天皇例祭の儀(皇居・皇霊殿)

 【午後】

 皇后陛下 「三善晃さん(作曲家)お別れの会」ご出席
           (東京都港区・サントリーホール)

 【夜】

 両陛下 宮内庁長官はじめ参与らとのご夕餐《年始につき》(皇居・御所)


両陛下「おおむねお健やか」定期健康診断で宮内庁


宮内庁は30日、天皇、皇后両陛下が受けられた定期健康診断の結果について、「両陛下ともおおむねお健やか」とし、現在のご体調に問題がないことを明らかにした。

 宮内庁によると、陛下については、昨年の定期健診では、前立腺がん手術後のホルモン療法の影響で骨粗鬆(こつそしょう)症の進行がみられたが、規則正しい生活や運動を続けておられることから、今回は「進行はしておらず、やや改善がみられる」という。皇后陛下については、持病の頸椎(けいつい)症性神経根症の症状にお変わりないとした。

 宮内庁幹部は、両陛下がご高齢になっていることを考慮し、公務や日常生活で過度の負担を避け、運動を継続していただくことが大切としている。

 両陛下は21~23日に宮内庁病院、25日に東大医学部付属病院で定期健診を受けられていた。


両陛下、障害者事業所ご訪問。


天皇、皇后両陛下は31日、各地で会員制リゾートホテルを開発・経営し、障害者の雇用を促進している「リゾートトラスト東京本社事務支援センター」(東京都渋谷区)を訪問し、障害者らがダイレクトメールの作製などに取り組む様子をご覧になった。陛下は「どのくらいお務めしているの」と声を掛けられ、皇后陛下も「大事なお仕事、お願いしますね」とねぎらわれた。

 両陛下は毎年12月の障害者週間に合わせて障害者関連施設を訪問されているが、昨年はインドご訪問と重なったため、この時期のご視察となった。

障害者雇用企業を視察される天皇、皇后両陛下=31日午前、東京都渋谷区(代表撮影)