「田母神の風」報告、田母神は三十五㌔地点でトップに立つ | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 



西村眞悟の時事通信より。



No.937 平成26年 1月29日(水)

 

 東京都知事選挙に立候補している
 元航空幕僚長の田母神俊雄の状況について、報告する。

 この選挙は、一月二十三日から二月九日までの長丁場である。
 つまり、この選挙はマラソンなのだ。
 そして、二十八日現在は、競技場を出て十㌔地点を越えたところであると思う。
 次に、田母神を含む四名の候補者はこの十㌔地点を過ぎたところの何処に位置しているのか。

 私は、田母神の前に二人の走者がいると感じている。
 産経新聞においても、この先行する走者を「二強」と報道したように、今までマスコミが一番露出させてきているのが、この「二強」である。
 従って、今この「二強」は、田母神の前を走っている。

 しかし、この「二強」は、先に「二弱」だと書いたように、
「老衰したオポチュニスト」と「ずるいオポチュニスト」に過ぎない。もう一人は「化石左翼」である。
 
 そして、この三人は、
「日本はよい国だ」と言った田母神航空幕僚長を更迭するのは当たり前で、
従って靖国神社に参拝しないのは当たり前で、
外国人に参政権を与えるのは当たり前で、
原子力発電所はゼロにするのがよいと考えている点で見事に共通している。
 田母神俊雄は、ご承知の通り、
日本はよい国だと考えており、
靖国神社に参拝するのは当然で、
外国人に参政権を与えてはならない、
原発は安全を点検し確認して稼働させなければならないと考えている。

 さて、田母神俊雄は、一月七日に出馬表明の記者会見をして私も石原慎太郎先生とともに賛同者として同席した。
 記者会見を終えてから私は、東京の抱える課題と田母神を理解してもらう集会をもたねばならないと思い、秘書に指示して会場を確保させた。
 それは、一月二十八日の帝国陸軍参謀本部跡地に建ってられた国会近くの憲政記念館であった。
 とはいえ、この集会への参加を呼びかける準備期間が短く、どれほどの人が参集してくれるか、当日まで不安だった。

 しかし、一月二十八日当日、開会の一時間前から人々が続々と憲政記念館に集まりはじめ、定員四九六名の会場が六〇〇名以上の人々で満杯になったのだ。

 六〇〇名以上の人々は熱心に時に拍手して弁士の話を聞きながら田母神俊雄候補の到着を待った。
 そして、到着した田母神を熱烈に迎えて話に聞き入った。時に大拍手が起こった。例えば、田母神が、東京に日本人が歩けないところがあるのはおかしい、東京の不逞外国人を徹底的に取り締まると言ったときだ。
 聴衆は熱心で、憲政記念館の八時閉館の時間になっても、なお集会続行を訴えた。

 最後に私は訴えた。
 この選挙はマラソンだ。マラソンは三十五㌔を過ぎて勝負が決まる。今、十㌔地点だ。
 これから上昇要因を持っているのは田母神しかいない。
 あとのオポチュニストの化けの皮は一日一日剥がれはじめた。
 よって、三十五㌔を越えてトップに躍り出ているのは田母神だ。
 みんなで力を合わせて頑張ろう!
 そして、最後に全員で怒濤のような頑張ろう三唱をした。

 再び私の直感を言う。
 田母神は三十五キロでトップに立ちそのまま独走してゴールする。
 田母神俊雄東京都知事が誕生する。