(27日・月/宮内庁発表分)
【午前】
両陛下 皇宮警察の人事異動者が拝謁(皇居・御所)
(27日・月/宮内庁発表分)
【午前】
両陛下 皇宮警察の人事異動者が拝謁(皇居・御所)
宮内庁は27日、東日本大震災で損傷した皇居の伏見櫓(やぐら)の改修工事を行うと発表した。2月中旬から約1年かけ、瓦を全面的にふき替えるほか、外壁漆喰(しっくい)を塗り替える。江戸城の面影を残す伏見櫓は、手前に見える「二重橋」とともに記念撮影の名所となっているが、工事用の仮設足場が組まれるため、今年12月まで姿が見られなくなる。
宮内庁によると、震災によって、伏見櫓は瓦がずれたり、壁に亀裂が入るなどした。震災後に応急復旧したが、将来的に雨水浸入などの懸念があるため、本格改修する。総工費は約9700万円。
また、皇居・東御苑にある「大手門渡(おおてもんわたり)櫓」も、2月から来年9月まで改修工事を行う。
伏見櫓は1628(寛永5)年、京都・伏見城から移築されたと伝えられる。大正12年の関東大震災で損壊、解体修理されている。