西村眞悟の時事通信より。
No.934 平成26年 1月20日(月)
昨日の産経新聞によると、アメリカの元国防長官のゲーツ氏が、回顧録を出し、その中で韓国の元大統領だった盧武鉉氏を「おそらく、ちょっと、頭がおかしい(クレージー)」と書いていると言う。それに対して、「韓国メディア反発」と報じられている。
ところが、自分たちのクレージーな大統領をクレージーと書かれたことに反発する「韓国メディア」と多くの韓国人は、日本に対しては罵詈雑言は許されると思い込んでいるのだ。
さらに昂じて、今の現職韓国大統領は、中共様に対して、満州のハルピン駅前に、我が国の維新の元勲である伊藤博文公を殺したとされているテロリストを讃える銅像を建ててくださいと懇願している。
とはいえ、伊藤博文公を射殺したテロリストは、韓国人が建ててもらおうとしている銅像の主ではないのだから、これこそ文字通り空騒ぎであり、いずれ韓国人はハルピンで馬鹿扱いされる。
また、中共も、韓国大統領に頼まれて、「反日、中韓連携」の為に、国内にテロリストを讃える銅像を建てるならば、いずれ、自分たちが今、テロリストと呼んでいるウイグルの愛国者の銅像が天安門広場をはじめ支那各地に建つことになることを覚悟すべきである。
我々日本人は、このような「反日、中韓連携」の状況を、彼らの脆弱性の表れと見ることが出来る。
アホがアホと呼ばれるのは当然ではないか。
元首相の鳩山由紀夫は、ルーピーと呼ばれた。
その通り。彼は馬鹿である。
よって、日本人は、彼がそう呼ばれるのは当然だと思った。
それをこの度の韓国人のように、「反発」したらどうなる。
日本人全体が、鳩山由紀夫のようにルーピーだということになるではないか。
このように、ゲーツ元国防長官の回顧録に韓国人が「反発」しすぎると、韓国人全体が「ちょっと、頭がおかしい」ということになるのだが、ゲーツ氏は、現職のオバマ大統領をケチョンケチョンに批判しているようなので、韓国の元大統領ではなく、ついでに、今のあの「告げ口」に熱心な韓国の現大統領についても、賢いのかアホなのか頭がおかしいのか、書いてほしかった。
さて、本日の午後七時から、東京で拓殖大学教授の呉善花さんをお呼びして講演会を開催する。主題は「韓国に如何に対処するか」であり私も話をする。
現時点で、私が話そうとしていることを箇条書きにしておく。
(1)韓国に「対処する」必要はない。
ほっとけばいい。
首相に就任して一年余、支那と朝鮮との首脳会談をしていないことが安倍内閣の最大の外交的成果である。
これによって、安倍総理は、「戦略的に」動けた。即ち、アセアン、インドそしてロシア、さらにアフリカとの連携を深めることが出来た。
その上で、つまり、彼らをほっといて、
総理大臣として靖国神社に参拝した。すがすがしいではないか。
(2)問題は、韓国や支那のことではない。
日本を日本人自身が如何にするのかということである。
日本人は、如何にして自らを助けるのか。
自らを助けること無くして国家の存立はあり得ないではないか。
(3)日本国内に、
「日本は侵略国で悪い国でした」という総理大臣談話や、
「いわゆる従軍慰安婦の強制連行を認めた」官房長官談話を残存させておけば、根性悪の中韓が、いつまでも「日本が悪い、謝れ」というのは当たり前ではないか。
問題は、対韓国、対中共にあるのではなく、日本国内にある。
そして、この日本国内の誤った歴史認識を正して誤った各談話を是正することは日本人自身がすることであるし、日本人にしか出来ない。
これを為せば、教育経済そして国防の全領域において日本は明るくなる。
まず、具体的に出来ることに取り組もうではないか。
その絶好のチャンスが迫っているではないか。
(4)以前、「日本は良い国だ」と言った田母神俊雄が与野党の総意で航空幕僚長を更迭された。
そして、今、その更迭された田母神俊雄と、
「日本は悪い国だから良い国と言ってけしからん」と更迭した側の者が東京都知事選挙に出ることになっている。
これは、首都東京の知事を選ぶことが即ち誤った歴史認識を正すこととなった、ということだ。
これは、一石二鳥のチャンス到来ではないか。
このチャンスを生かそう、お国の為に!