彬子女王殿下、両陛下お出迎え中に倒れられる。歩いて車へ。
6日午前10時10分ごろ、インド公式訪問から帰国された天皇、皇后両陛下のお出迎えのため、羽田空港(東京都大田区)で政府専用機のそばに他の皇族方とともに並んでいた三笠宮・彬子女王殿下が、突然、倒れられた。
彬子女王殿下は到着された両陛下にごあいさつした後、両陛下が三権の長らからあいさつを受けられている間に、その場に倒れられた。すぐに、そばにいた宮内庁職員らが抱え、建物内へ運んだ。抱えられた彬子女王殿下は目を閉じられていた。
両脇に立っていた常陸宮妃華子殿下と、高円宮妃久子殿下が付き添われ、その後、宮家の車で都内の病院に入られた。宮内庁によると、彬子女王殿下は自分の足で歩いて車に乗られ、意識ははっきりされているという。
両陛下は引き続き出迎え者のあいさつを受け、お車に乗られた。 彬子女王殿下は、日米文化交流に関する行事への臨席のため6日から13日の日程で米国・ハワイを私的に訪問予定で、6日夜に成田を出発されることになっていた。