予算の目的外使用。 | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ
【新・悪韓論】韓国料理の世界化と日本をダシにした
李明博前政権の歪曲宣伝
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20131121/frn1311210724000-n1.htm
昔から卵、とりわけ生卵が大好きなのだが、韓国の卵はまずい。ソウルで半年ほどホテル暮らしをしたことがある。朝はハムエッグにジュースに…お決まりのコースだが、なぜか4日目に「卵の顔」を見るのも嫌になった。
後になって、「日本以外の国の鶏卵はサルモネラ菌の危険性が高いので必ず加熱調理したものを」と栄養学者から教えてもらった。
そういえば、韓国人はまず生卵を食べない。ビビンバ(=韓国の混ぜご飯)の上に載っている卵も必ず目玉焼きだ。せいぜい生っぽいのは、熱いソルロンタン(=牛の肉・骨を煮込んで作るスープ料理)に、落とし卵をするぐらいだろうか。
李明博(イ・ミョンバク)政権の時代に、大統領夫人の金潤玉(キム・ユノク)氏が自慢の卵料理のレシピを公開したことがある(朝鮮日報2011年1月31日)。
大統領が食欲のない時にも好んで食べる料理だそうだ。その作り方は、(1)土鍋で飯を炊き、蒸らし終わる直前に、真中にへこみをつくり、そこに生卵を落とす(2)蒸らし終えたら、しょうゆ(好みによってゴマ油も)を加え、スプーンでかき混ぜて食べる-というのだ。
生卵を食べられない国ならではの「半熟卵かき混ぜご飯」といった感じだが、韓国ではこれが「料理をする」という範疇(はんちゅう)に入るらしい。ちなみに、朝鮮日報の見出しは「李大統領夫人が教える韓国料理レシピ」。
夫人はもう1種類、別のレシピも「公開」している。
(1)イカ、エビ各100グラム、牛ひき肉50グラムに、しょうゆ、ニンニク、ゴマ油で下味を付ける(2)小麦粉とお好み焼き用の粉を8対2の割合にして水を入れて解き、ワケギと(1)を加え、熱したフライパンに油をひいて焼く(3)しょうゆ、酢、ゴマ油、ゴマを混ぜたタレに付けて食べる-という。
「お好み焼き用の粉」とは正体不明だが、「下味を付ける」のが“レシピっぽい”のだろうか。
李明博政権は「韓国料理の世界化」を対外宣伝政策の1つに掲げ推進した。その提唱者は、金潤玉夫人だったとされる。実務の中心グループは「日本食が世界に広がっているのは、日本政府が膨大な予算を投入して普及させたからだ」と、歪曲(わいきょく)宣伝を展開して予算を獲得した。が、今や「予算の目的外使用」が監査院から指摘されている。
■室谷克実(むろたに・かつみ) 1949年、東京都生まれ。慶応大学法学部卒。時事通信入社、政治部記者、ソウル特派員、「時事解説」編集長、外交知識普及会常務理事などを経て、評論活動に。主な著書に「韓国人の経済学」(ダイヤモンド社)、「日韓がタブーにする半島の歴史」(新潮新書)、「悪韓論」(同)などがある。

