禍王・カネボウ。 | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 




カネボウ回収決定後も出荷。白斑問題、1週間近く店頭販売。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130903/crm13090309490000-n1.htm



 美白化粧品で肌がまだらに白くなる「白斑」の問題を受け、カネボウ化粧品が社内の幹部会議で対象製品の自主回収を決めた後も、回収発表の7月4日まで1週間近く出荷を続けていたことが2日、分かった。多くの販売店は発表当日まで問題を知らず、その間も通常通り店頭で販売していた。結果的に被害拡大を招いた可能性がある。

 同社は「相談窓口の開設などに時間が必要で、出荷を止めてしまうと事前に情報が外部に漏れて混乱を招く恐れがあった」(広報・ブランディンググループ)と説明するが、消費者庁は「消費者を後回しにした」(幹部)と批判している。

 同社は6月28日の臨時経営会議で回収を決めた。その後、親会社の花王が7月2日の定例会議で承認。回収の発表は同4日だった。

 大手電機メーカーによると、製品をリコールする場合、通例では販売店や関係省庁に通知し、製品の販売を先に止めた上で、正式に発表する。ただ国が定めた明確なルールはなく、販売店には知らせないケースもあるという。

 今回の回収につながった外部の皮膚科医による白斑の指摘があったのは5月で、カネボウは自社開発した医薬部外品の美白成分「ロドデノール」を使用した製品に原因があるとみて自主回収を検討していた。


一方、カネボウは2日、白斑の症状を確認した被害者が先月25日時点の調査で新たに1412人増えたと発表。これまでに9439人を訪問調査し、症状を確認したのは8678人となった。

 症状を確認した利用者のうち、白斑が「3カ所以上」「大きさが5センチ以上」など重い症状があったのは3379人に増えた。





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