愚行繰り返す韓国「歴史忘れた民族」とは自分のことか…。
それでも日本のせいにする救い難い独善性。
【北川信行のサッカーなんでやねん】
http://sankei.jp.msn.com/west/west_sports/news/130802/wsp13080207000000-n1.htm
東アジア杯男子の日韓戦で韓国応援団が掲げた横断幕。「歴史を忘れた民族に未来はない」と書かれている。自分たちのことか?=28日、蚕室五輪スタジアム(共同)
「歴史を忘れた民族に未来はない」との横断幕は、自分たちのことを言ったのではないか。7月28日にソウルで行われた東アジア・カップの日韓戦で“愚行”を繰り返した韓国応援団の姿を見て、そう思った。
FIFAからの警告を忘れ「旭日旗が…」
というのも、昨夏のロンドン五輪で韓国選手が竹島領有を主張するプラカード掲げたことに対し、昨年12月に国際サッカー連盟(FIFA)が下した処分には、代表戦2試合の出場停止と3500スイスフラン(約31万円)の罰金という選手個人へのもののほか、韓国サッカー協会への戒告も含まれていたからだ。
その中でFIFAは「同じような事態が将来に起こるのを避けるため、適切な指導を行うのは韓国サッカー協会の責務」と明言し、再発した場合には規律委員会がさらに厳しい処分を科すと警告していた。
なのに、このありさま。つい8カ月前に“お叱り”を受けたことさえ忘れている民族に、歴史を語る資格はないのではないかとさえ思ってしまう。
だが、韓国サッカー協会は7月31日、日本の応援団が先に旭日旗を振ったことが韓国応援団を刺激して横断幕を掲げることになった発端だと決め付け、同協会は撤去させるために最善を尽くしたと釈明する文書を東アジアサッカー連盟に提出した。
韓国紙の中央日報(日本語電子版)も自国の横断幕よりも旭日旗の方を「より深刻な政治行為と見なされる」と問題視。そのうえで「韓国人にはナチスのハーケンクロイツと似た印象を与える否定的な象徴物」とまで言い切った。
執行猶予中の暴挙
しかし、同紙も認めているように、FIFAが旭日旗の取り扱いについて日本サッカー協会に何らかの処分を下したことはない。執行猶予中の身で“罪”を犯しながら、それを相手のせいにし、そっちの方が重罪だと声高に叫ぶ独善的な姿勢には、まったく反省の色がない。
さらに同紙の「サッカーはサッカー場で、歴史は教室で」とのコラムでは、日本のインターネットで今回の問題が取り上げられた事例を紹介し、「彼らの知的水準や感情表現能力にはただあきれるばかりだ。彼らと争っても同じ水準の人間になるだけだ。彼らは彼らだけの汚水の中で遊ばせよう」と論じた。こちらこそ、同じ土俵で反論するつもりはないが、泥仕合を演じたワールドカップ(W杯)アジア最終予選の韓国-イラン戦でもそうだったように、誰にでも喧嘩(けんか)を売るのではなく、まずは自らの行為を真摯(しんし)に顧みる必要があるのではないか。
それを気付かせるためには、今度こそFIFAが厳罰を下すしかないと思うのだが、日本サッカー協会の採った対応もちんぷんかんぷんだ。東アジアサッカー連盟に抗議文を出したというが、どんな効力があるのだろう。
「東アジアサッカー連盟」会長は韓国人
同連盟は確かに大会の主催者だが、単なる東アジアに位置する各国・地域協会の集まりで、韓国サッカー協会を罰する立場にはない。しかも、現在の会長は韓国サッカー協会の鄭夢奎会長が務めている。本当に処罰を望むのであれば、FIFAに韓国の“暴挙”を申し出ないとダメだ。