西岡 力ドットコム より。
北朝鮮
は600万人の核心階層が1600万人の住民を暴力により支配している。その600万人が生活に困らないだけの支援を韓国の民間団体と中国が行っている。それが続く限り北朝鮮崩壊はないと韓国の気鋭のジャーナリストが主張している。
◎北朝鮮 が崩壊しないで「持ちこたえている理由」
金泌材
趙甲済ドットコム[ 2013-06-28,18:00 ]
北朝鮮
当局が順次実施している住民成分調査によれば全人口の28%が「核心階層」であり、45%は監視を要する「浮動層」であり、残りの27%は「敵対階層」と分類されている。
核心階層は労働党核心党員と人民軍幹部など600万人だ。金正恩とその追従勢力の立場で見れば浮動層と敵対階層は飢え死んでも何の関係ないただの労働力ということだ。
北朝鮮
全体人口の72%、すなわち1600万人以上の住民たちが600万人の核心勢力によって徹底的に監視を受けながら死ぬこともできず生きている。北朝鮮
は常に崩壊するかのように見られてきたが、全人口の28%が残りの72%を踏みにじっている限り北朝鮮崩壊は起きないと見なければならない。
北朝鮮
が崩壊するという話は90年代中盤の「苦難の行軍」の時からあった。 その時、北朝鮮
が崩壊すると主張していたいわゆる北朝鮮
専門家たちは今でも北朝鮮
がいつかは(?) 崩壊すると言っている。
この世の中に無料はない。私たち自らが自由統一に対する準備ができていないのに、統一をするというのは「泥棒根性」といえる。核を保有した以上、北朝鮮の自然崩壊はないと見なければならない。
ではどのように北朝鮮
を崩壊させるというのか。政府次元の対北支援は開城工業団地
が閉鎖されたので事実上なくなったと見ることができる。問題は韓国
内の民間団体と中国の対北支援だ。
▲民間次元の対北支援は資料さえも残さないまま今この瞬間も進んでいる。したがって「人道的」という名の下で北に流れて行く民間団体の対北支援をすべて遮断しなければならない。
▲中国
の対韓半島戦略は変わっていない。今、中国
は自国の前庭を守る「狂犬」北朝鮮のために、核小型化と長距離ミサイルの完成のための時間を稼いでやっているだけだ。中国の対北支援を遮断できる力は大韓民国の核武装以外に方法がない。
南北の永久分断はあり得ないこの戦争は北朝鮮
と韓国どちらか一方が消滅してはじめて終息する。韓国
と中国の対北支援を遮断し、北朝鮮の満腹の600万人をあの世に送らなければならない。彼らを冥土に送ってやると決意してこそ1600万人の罪のない北朝鮮
住民を救うことができる。
韓国の国家指導者がこの二つ(核武装、対北支援遮断)を実行に移す意志があるならば、最小限大韓民国 は共産化しないだろう。戦時作戦統帥権転換と連合司令部解体の日までいくらも残っていない。