(宮内庁発表分/21日・火)
【午前】
陛下 レバノンの新任駐日大使の信任状捧呈式(皇居・宮殿)
皇后陛下 暮しの手帖社社主の大橋鎭子さんお別れの会ご出席
(東京都千代田区・帝国ホテル)
【午後】
両陛下 勤労奉仕団ご会釈(皇居・蓮池参集所)
陛下 ご執務(皇居・御所)
陛下 お田植え《1回目》(皇居・生物学研究所)
お田植えを行った天皇陛下=21日午後、皇居(宮内庁提供)
天皇陛下は21日、皇居内の生物学研究所脇の水田で、毎年恒例の田植えをされた。麦わら帽子に、長靴で水田に入った陛下は、うるち米の「ニホンマサリ」ともち米「マンゲツモチ」の苗計70株を、丁寧に植えられた。
皇居の稲作は昭和天皇が始め、陛下が引き継がれている。秋の稲刈りも、陛下がご自身で行われる。収穫された米は、新嘗祭などの皇室の神事にも使われる。
両陛下、岩手県ご訪問を検討。
天皇、皇后両陛下が7月に東日本大震災の被災地、岩手県への訪問を検討されていることが21日、宮内庁関係者などへの取材で分かった。同庁や県などでは、同月4、5日を軸に日程を調整している。同県ご訪問は震災2カ月後の平成23年5月以来。
関係者などによると、津波被害を受けた陸前高田市など、2年前には訪問されなかった県南部の地域を中心に、日程が調整されている。遠野市の被災者住宅もご訪問先として検討されているという。
両陛下は震災後、岩手、宮城、福島の各県のほか、東京都や埼玉県などの避難所も訪問されている。昨年10月には、東京電力福島第1原発事故で一時全村避難となった福島県川内村を訪問されている。