(台北 25日 中央社)交通部民用航空局は25日、台湾から成田への乗り入れが31日から完全に自由化され、便数の制限がなくなると発表した。成田経由便は対象外。
台日間では2011年末に航空自由化取り決めが結ばれたが、成田・羽田路線のみ便数の制限が残された。成田空港は今年から年間発着枠を27万回まで引き上げ、先ごろ日本側から成田オープンスカイ化の指定条件が整ったとの通知があった。
これを受け、台湾のトランスアジア(復興)航空は同路線への新規参入を表明、便数や就航時間などについて検討を進めている。すでに乗り入れているチャイナエアライン(中華航空=写真)とエバー(長栄)航空は、現時点での増便計画はないとしている。
民用航空局の統計では、台湾-成田間の往復便数は現在週74便(台湾経由の外国航空会社など含む)。多くは台湾北部の桃園空港からで、南部の高雄空港からはごく一部にとどまっている。
また台北・松山-東京・羽田間は現在週56便が飛んでいるが、両空港の規模が小さいこともあり今のところ増便などの計画はない。
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