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【アルジェリアテロ事件】

滑走路で献花、黙祷。9人の犠牲者無言の帰国。



草莽崛起:皇国興廃此一戦在各員一層奮励努力。 

アルジェリア人質事件の日本人犠牲者の遺体が無言の帰国。関係者らによって献花と黙とうが捧げられた=25日午前、羽田空港(大里直也撮影)




 日の丸を描いた白い翼が、異国で非業の死を遂げた日本人を故郷に運んだ。プラント建設大手「日揮」(横浜市)の駐在員らが犠牲となったアルジェリア人質事件で、日本人の生存者7人や死者9人の遺体を乗せた政府専用機が25日早朝、東京・羽田空港に到着。岸田文雄外相や日揮の川名浩一社長ら関係者が見守る中、遺体が納められたひつぎが順次搬出された。一方、生存者は機体に横付けされたワゴン車に乗り込み、家族らとの面会に向かった。

 午前7時過ぎ、朝日で白く光った滑走路に停止した政府専用機から、アルジェリアに派遣されていた鈴木俊一外務副大臣や、現地で安否確認活動の指揮を執っていた川名社長らが姿を見せた。タラップの下では、岸田外相や加藤勝信官房副長官ら政府関係者、本社で連日報道対応を続けてきた日揮の遠藤毅広報・IR部長らが出迎えた。

 厳しい寒さの中、関係者はいずれも黒いスーツとネクタイ姿。防寒着を身につけず、厳粛な表情を浮かべ、白いシートにくるまれた9人分のひつぎの搬出作業を見守った。
すべてが機内から運び出されると、手に白い花束を持った岸田外相、川名社長ら政府や日揮の関係者らが整列。献花し、黙祷をささげた。空港作業員もヘルメットを脱いで頭を下げる。その後、ひつぎはレッカー車にひかれ、滑走路から運び出された。

 一方、生存者はタラップに横付けされたワゴン車に乗り込み、家族らとの面会のため空港を離れた。乗り込む際には、タラップとワゴン車の間で関係者が黒い傘を開き、乗り込む際に生存者の顔が見えないようにするなどの措置も取られた。

 滑走路を見渡せるターミナルビルの待合ロビーでは、出発便を待つ多くの旅行客や出張客らが、窓際に近づいて作業を見守った。友人らと鹿児島行きの飛行機を待っていた東京都杉並区の公務員、佐藤和子さん(60)は「開発のために遠い外国までいってこんな目に遭うなんて、自分の身内だったら耐えられない。『おかえりなさい』と声をかけてあげたい」と話し、静かに目を閉じて黙祷をささげていた。



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川崎の聖マリアンナ医科大に遺体到着。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130125/crm13012511080010-n1.htm




 川崎市宮前区の聖マリアンナ医科大では25日午前10時半すぎ、アルジェリア人質事件で犠牲となった日揮駐在員の遺体を乗せたとみられる黒いワゴン車が、神奈川県警の車に先導され、当初予定より30分ほど遅れて到着した。

 同大関係者によると、遺体は同大医学部の本館に運ばれ、医師による司法解剖が行われるという。

 遺体を乗せた黒いワゴン車を含む4台の車列は、待ち構えた多くの報道陣や警備に当たる警察官らの前を静かに進み、同大の敷地内へと入っていった。