【40×40】宮嶋茂樹 | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 









 読者の皆様におかれましては、民主党に鉄槌(てっつい)が下り、ちょいとは留飲を下げて新年を迎えることができたと思うたとたん、わが国の周囲から不愉快な知らせが続けてもたらされたやないか。

 不肖・宮嶋、平成25年の新年は、実家で迎え、近くの神社に詣で療養中の母の回復とわが国の平和と繁栄をお願いした。どれほど、御利益があるかと八百万(やおよろず)の神と新政権に期待したとたん、わが国の尖閣諸島周辺で侵略者どもがまた跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)し出したのである。

 読者の皆様の中には、初詣に靖国神社に参られた方もおられよう。わが国を守るため散華された英霊と向き合い、厳かな新年を迎えられたハズである。その靖国神社の門に火炎瓶を投げつけた中国人テロリストはその直後、日本国外に逃亡、次は韓国ソウルの日本大使館にも火炎瓶を投げつけ、そこで逮捕されたものの、韓国の裁判所がわずかな刑を言い渡してすぐに釈放してしまったのである。もう中国は大喜び、期せずしてまた「反日の英雄」が帰国できたのである。

 日韓両国間には、犯人引き渡し条約が結ばれているにもかかわらず、火炎瓶という危険きわまりない爆発物を自作し、それで英霊の眠る靖国神社を灰にしようとした超一級のテロリストを「政治犯」やて…まぁ今さら驚かん。わが国の初代首相・伊藤博文を暗殺したテロリスト安重根の名を潜水艦につけたほどである。

問題は、中韓が完全にグルになったことである。まさにアジアの悪の枢軸やないか。それやのに何でそんな韓国人が選んだ女性大統領への特使をわざわざ派遣せんといかんの? しかも「竹島の日」を国家事業にすると公約しとったのも先延ばしやて?

 わが国が新政権に代わっても早速誤った弱腰のメッセージ発してもうたことになる。いまだ尖閣の港の整備をせず、公務員ひとりとして常駐しとらんのである。次の参院選までに中国人は必ず尖閣諸島に上陸してきよる。その時は漁民に偽装した人民解放軍特殊部隊のハズである。悪の枢軸に「冷静な話し合い」は「降伏」と同じ意味である。公約守れんのやったら、鳩山、菅政権と同じやないか。

                                  (カメラマン)