第1空挺団降下始め。 | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 








離島防衛を初想定。


草莽崛起:皇国興廃此一戦在各員一層奮励努力。 


陸上自衛隊第1空挺団の降下訓練始めで、擬装した隊員を乗せ降下するUH-1ヘリコプター=13日午前、千葉県の習志野演習場(酒巻俊介撮影)


 国内で唯一の落下傘部隊の陸上自衛隊第1空挺団(千葉県船橋市)による毎年恒例の降下訓練始めが13日、習志野演習場(同市など)で行われた。今年は離島防衛を念頭に置いた訓練を初めて実施。小野寺五典防衛相やアメリカ軍関係者も視察に訪れた。

 演習場を敵が占領した島に見立てた。海岸近くの着水に備え、救命胴衣など最大80キロの装備を装着した隊員が次々と降下。想定のもと、海自や空自の支援を受けた隊員らが、海上輸送で到着した後続部隊とともに島を奪い返した。

 例年は、本土に侵入した敵部隊の背後に降下する想定。中国船の領海侵犯などで沖縄県近海で緊張が高まる中、現実的な脅威に備える狙いがある。



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救命胴衣を装着して次々と降下する第1空挺団員。パラシュートの花が青空に開いた=陸上自衛隊習志野演習場(江田隆一撮影)