さよなら絶望法相。 | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 





夕刻の備忘録 様のブログより。




三年経っても未だ実体定かならぬ屁のような政党民主党。
「三年屁組」の歴代法相は、まさに「絶望法相」である。

 千葉景子 → 柳田稔 → 仙谷由人 → 江田五月
→ 平岡秀夫 → 小川敏夫 → 滝実 → 田中慶秋

「突然入院とは…」田中法相の地元、不満と落胆
 在日台湾人が経営する会社からの政治献金、過去の暴力団との交際――。
 田中法相は次々と発覚する問題に詳細な説明を拒み、ついに辞任が不可避な状況に追い込まれた。民主党の神奈川県連関係者や横浜市の地元からは都内の病院に入院し、口を閉ざした田中氏への批判が噴出している。
 「党にも国民にも十分な説明を行わないまま、辞めざるを得なくなったのは非常に残念だ。辞任したとしても、国会や公開の場で事実関係を丁寧に説明してもらいたい」
 民主党県連の谷田部孝一幹事長は19日、読売新聞の取材に対し、田中氏が説明責任を果たしていないことへの不信感をあらわにした。
 外国人献金の問題では、田中氏が今月3日に返金した2006~09年の計42万円以外にも、05年に12万円の献金を受け、01年と02年には、横浜市泉区を会社所在地とする同じ社名の会社がそれぞれ6万円と21万円を献金していた。
 田中氏はこの間、これらの献金記録について、「調査中」の一点張りで、事実関係を一切明らかにしていない。衆院選を控え、県連に所属する若手衆院議員の1人は「黙り込んだまま、突然入院というのはイメージが悪すぎる。政権の支持率下落に拍車がかかりかねない」と強い危機感を口にした。
 田中氏は地元の戸塚、瀬谷、泉区では早朝の駅頭演説を頻繁にこなし、地域の小さなお祭りやスポーツ大会にも顔を出すなど、政治活動に熱心なことで知られていた。陳情対応が丁寧なことでも有名で、「面倒見がいい」との評判がある一方、「交友関係が広く、どんな相談でも気安く引き受けてしまうような脇の甘い面がある」と心配する声が出ていた。
 田中氏の後援会幹部の男性(60)は「せっかく閣僚になれたのにこんな形で辞めてしまうと、今後の選挙活動もかなり厳しくなる」とため息をついた。戸塚区の主婦(79)は「これだけ問題が出てくれば、大臣の仕事どころではない。更迭されるのではなく、自分から早く退いた方がいい」と話した。(藤亮平、松崎美保)
(2012年10月20日10時49分 読売新聞)

 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20121020-OYT1T00360.htm?from=popin

そして、まさかの滝実の返り咲きである。何時になったら、我々はこの異常な集団に「さよなら」を言えるのだろうか。もうこれ以上はないだろうと深く嘆息した絶望の後に、「その任に堪えないので辞めると言った前任者の復帰」などという「さらなる絶望」が待っていようとは……

国会に出席を要請されながら、これを断り、一度ではなく何度も何度も、自身のスケジュールをすり替えてまでこれを拒否し、憲法違反を「自分のために公然と行った」国務大臣は、まさに前代未聞、空前絶後の存在である。一票の格差に基づく議員定数是正など、確かに「憲法違反」だとされながら、長く放置されている事案はあるだろう。しかし、大臣が衆人環視の下で、これを犯す。しかも、その職責が「法の番人」たる法務大臣とあっては、開いた口が塞がらず、もはや「口が裂けそう」である。

我々国民は、満員電車の中で手一つ動かすにも「誤認逮捕」に怯えているというのに、何故「憲法」という国家の最高規範を犯した者が逮捕されないのか。少なくとも「事情聴取」されないのか、全く分からない。

恐らくは、憲法の下に位置する各種法律に、そうした罰則を定めた条項が無いためであろう。それが存在しない程に「非常識な、異常な行為」なのであろう。確かに、大臣が国会出席を拒否したり、政府与党が国会開催を拒否したり、予算案を人質に国民を脅したりする異常行動は、「法の想定外」であろう。どの国の法も、それは「常識ある人間」を基準に書かれたものであって、権力の簒奪だけを目的にする異常者の集団に対して書かれたものではないのである。今回に留まらず、民主党は法の精神を蹂躙することを何の躊躇いもなく行う。特に我が国の法律には、こうした異常集団に対応するための基本的な要素が全く欠乏している。「スパイ防止法」などその典型例である。

大臣辞任だけで済むはずがない。少なくとも議員辞職。出来れば法務省の各種書類を精査した上で、「国会の出席要請を拒否したこと」が、如何に個人的理由であったかを証明して、何らかの法により処断すべきである。

記事にも『陳情対応が丁寧なことでも有名で、「面倒見がいい」との評判がある一方、「交友関係が広く、どんな相談でも気安く引き受けてしまうような脇の甘い面がある」と心配する声が出ていた』とあるように、暴力団関係者との繋がりなど、地元では周知の事実であったという。また噂によれば、選挙区内に最大規模の「郊外型玉入れ屋」が最近出来たという話もある。これもまた「どんな相談でも気安く引き受けた」結果であろうか。回り回ってその売り上げが、何処かの国のミサイルになったり、某市長の資金源になったりするのであろうか。

野党に対するマスコミの「確信犯的手ぬるさ」をいいことに、民主党議員は実に無責任な言動を繰り返してきた。それが与党になり、閣僚ともなれば、流石のマスコミも「形式的な追求」程度はせざるを得なくなる。ところがその形だけの、実に手ぬるい追求に対してですら、見事に馬脚を現す連中である。その実態がどれほど黒いのか、我々には想像もつかないのである。絶望の後にも絶望しかないのか、嗚呼!