民主党とマスコミは「日本人」にあらず。 | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 






夕刻の備忘録 様のブログより。




野党でも審議拒否、与党でも審議拒否。被災地の復旧復興や領土領海問題など、日本人の生命財産に関わる重大問題には何の関心も示さない民主党である。

民主欠席で復興予算検証の衆院小委流会 野党の追及警戒?「怒り覚える」
 衆院決算行政監視委員会の小委員会は11日午前、東日本大震災の復興予算が不適切な使われ方をされている問題を審議するため、新藤義孝小委員長(自民党)が開催を呼びかけたが、委員14人中8人の民主党委員が欠席し、開催に必要な半数(7人)以上の出席に達せず流会した。
 民主党は内閣改造で空席となった同委員会の筆頭理事の後任が決まっていないことなどを欠席の理由にしているが、野党の追及への警戒感も消極姿勢の背景にあるようだ。
 新藤氏は流会後、国会内で記者会見し、「委員会を開かない、いわば言論を封じる結果になったのは誠に残念で、怒りを覚える」と述べた。

 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121011/plc12101111430011-n1.htm

野党時代には予算や重要法案を人質に、大臣の首を獲り、内閣を辞職に追い込んできた。予算を政局に利用するということは、国民の生命財産に直接関わる問題を、己の立場のために使うということである。

これまでの自民党がだらしなかったとか、不甲斐なかったとか、何も出来なかったと主張する人は、こうした民主党を筆頭にする野党の「国民を蔑ろにした姿勢」を、一向に批判しない。「確信犯」は別にして、その多くはマスコミの奴隷であり、詳細を知りもしないのであろう。大臣が職を捨て、自民党が内閣を潰してまでこれに応じて、「応急手当的な対応」に甘んじてきたのは、最終的には国家国民を護るためである。

どちらが本当の母親か、それを確かめるために大岡越前は、共に実母であると申し出た二人の女に子供の手を引っ張らせた。すると「本物の母親」は、泣きじゃくる子供の姿を見て手を離したという。これが所謂大岡裁き、「子争い」の一節である。

国民生活を人質にした政局に対して、自民党は常に「日本の現状」を考えて、耐え難きを耐えて「手を離してきた」のである。勿論、自民党にも駆け引きはある。腐った連中も居る。しかし、全体として自民党は、身を捨てて法案を通してきたと言えよう。それを弱腰だ何だと、助けた国民側から指弾されたのでは、その人生を賭けて闘った議員達も浮かばれまい。


民主党は同じ案件に対して、以下のように答えている。これを信じる人が居るのだろうか。この虚偽発言を信じる人が今なお居るのだろうか。

復興予算検証の小委流会「一方的に開こうとしたのは残念」 民主・山井国対委員長
 民主党の山井和則国対委員長は11日、国会内で記者団に対し、東日本大震災の復興予算を検証する衆院決算行政監視委員会の小委員会が民主党委員の欠席で流会したことについて「民主党の委員が決まらない中で一方的に強行で開かれたのは非常に残念」と述べた。 小委が出席を求めていた関係省庁の担当者が、民主党国対の指示で出席できなかったことに関しては「民主党が野党時代にも(政府の担当者は)出てこなかった」と述べ、問題はないとの見解を示した。

 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121011/plc12101112540013-n1.htm

野党でも審議拒否、与党になっても審議拒否。そして、その拒否もまた他人の責任、「野党自民党」の責任だと強弁する。一ヶ月も前から予定されていた委員会を「一方的だ」「こちらの準備が出来ていない」などと、嘘八百を並べて誤魔化している。

「学級委員」の安住に至っては、折角挨拶したいのに「こんにちは」とも言わせてくれないと嘆いて見せる。まさに小学生の言い草である。


こんにちはの前に解散と言われて残念…安住氏
 民主・安住淳幹事長代行「ちょっと残念なのは、(自民党幹部に)『もしもし』と電話すると、いつでも『いつ解散するんだ』と(言われる)。『こんにちは』の前に、『解散、解散』と言われると、ちょっと私も引いてしまう」(金沢市の民主党石川県連パーティーで)(2012年10月13日21時38分 読売新聞)

 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20121013-OYT1T00890.htm?from=ylist

他人の金を借りたまま返さない人間が、ノコノコと作り笑顔で現れては、「いつ金を返すんだ!」と怒鳴られるのは当然のことではないのか。それを「こんにちは」の挨拶もさせてくれない、とぼやくのか。それで世の中が通るのか、それで政権与党が務まるのか。

こうした詐欺ペテンが横行する最大の理由は、「マスコミの報道しない自由」の行使による。泣きじゃくる子を見て、手を離した母親を評して、「本当の親なら手を離すはずがない」「やましいところがあるから諦めた」「少々子供が泣いたとしても、本当の親なら手を離すだろうか」などと報じるのである。そして、親と偽親の立場が入れ替われば、発言をコロリと変えるのである。「泣いている子供の身にもなれ」「人権蹂躙、児童虐待だ!」と騒ぎまくるのである。

マスコミは、これを長く執拗に繰り返してきた。日本のためにならないこと、「日本人」のためにならないことなら、何にでも必死に取り組んできた。彼等は「日本人」ではない。国籍云々はどうでもいい。彼等は心の問題として「日本人」ではない。

反権力を装い、そこから長く政権を担ってきた反自民を当然のこととしてきた。しかし、民主党が権力を握って以降も、反自民は留まることを知らない。事実無根も論理矛盾もお構いなしである。昨日の読売の見出し:『自民公募に「世襲」ゾロゾロ、議員子息が続々と』
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/news/20121014-OYT1T00379.htm

などその典型である。何故「世襲」が「公募」に応じるのか。何故「世襲」が選挙に出るのか。血筋による「自動当選」を意味するはずの世襲が何故……

「二世議員」を何としても「世襲」と呼び、汚物のように扱うことを前提にしたがために、「世襲も公募」になってしまったのである。それに加えて「ゾロゾロ」「続々」とまるでゾンビの行進のように書く。そして、大量に存在する民主党の「世襲議員」のことは、少しも触れない。しかし、それでも多くの人は、この見出しを怪しむことすらしないのである。

こうしてマスコミは、日本国に存在しない「世襲議員」なるものまで作り出す。これぞ事実無根の捏造報道である。マスコミこそが「ゾロゾロ」「続々」と現れるゾンビそのものである。バケモノは葬る。潰して埋める、それ以外に国内浄化の方法は無いのである。