★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2012.09.18) | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 







草莽崛起:皇国興廃此一戦在各員一層奮励努力。 







 テレビ・新聞等でも大きく報道されましたが、昨日、「北朝鮮が拉致を認めて10年9/17東京特別集会」が東京・友愛会館で開催されました。主催は家族会・救う会で、家族会から飯塚繁雄・本間勝、横田滋・早紀江、増元照明・俊子さんが、救う会から西岡力会長が参加、10年経っても、その後一人の救出もできていない現状への思い等を述べました。参加者は満員の150名。

 また集会冒頭で、松原仁・拉致問題担当大臣が発表した談話が、三谷秀史・拉致問題対策本部事務局次長より報告されました。全文は以下の通り。

 さらに、東京特別集会に対し、平沼赳夫・拉致議連会長の談話が報告されました。全文は以下の通り。

 集会の詳細は追ってメールニュースで報告します。

■松原仁大臣談話、平沼拉致議連会長談話-9/17東京特別集会

◆松原大臣談話

2002年日朝首脳会談10周年に際しての拉致問題担当大臣談話

平成24年9月17日

 本日は、当時の小泉総理と金正日国防委員長との間で、初の日朝首脳会談が行われてから10年になります。

 首脳会談においては、北朝鮮側から、拉致被害者に関する情報が提供され、金正日国防委員長からは、謝罪と再発防止の意が示されました。翌月には、「生存」とされた5人の拉致被害者が帰国しました。しかし、「死亡」や「入境せず」とされた拉致被害者について、北朝鮮側からは、現在に至るまで納得のいく説明や証拠は提示されていません。また、政府の認定を受けた方々以外にも、なお多くの被害者が存在する可能性があります。

 5人の被害者及びその御家族の方の帰国以降、この10年間、具体的成果が得られていません。そもそも、政府として確認している最初の拉致被害が発生してから、既に35年が経過しようとしています。この間、拉致被害者の方々と御家族が味わってこられた悲しみ、苦しみを思うとき、この問題に責任を有する大臣として、また個人として、痛恨の極みであります。そして、この10年間、北朝鮮がこの問題に積極的に対応していないことは極めて遺憾であり、一人の人間としても残念極まりないことです。

 本日、政府は、この長く厳しい年月を重く受け止め、改めて国家の責任として拉致問題を解決するという強い決意を新たにします。

 同時に、まず、国民各位に訴えたい。拉致問題の解決には、皆様の深い理解と支持が不可欠です。生存者の全員帰国が実現するその日まで、この問題を風化させることなく、強く関心を持ち続けていただきたい。

 第二に、国際社会に訴えたい。拉致被害は、我が国だけにとどまらず、韓国、タイ、ルーマニア、レバノン等に及んでいることが確認されています。こうした被害者の方々の証言から、さらに欧州を含む多数の事案が報告されています。拉致問題は、国際的な人道問題であり、かつ各国の国家主権に対する侵害です。国際社会が一致してこの問題に対し正義の声をあげつづけることを期待します。

 最後に、北朝鮮の新たな指導者に訴えたい。拉致問題は決して風化せず、拉致被害者の方々や御家族がいなくなってしまったならば、日朝間の永遠に解決しない問題として残るでしょう。私は、北朝鮮が、既に死亡していたとされていた方々が実は生存していたと、従来の主張を変えたとしても、批判することなく前向きに受け止めます。また、私は、拉致問題について、関係者の間で「一定の進捗」であると合意できるような進展が得られた場合には、人道支援など、北朝鮮との関係改善のための措置をとることができると考えます。北朝鮮の新しい政権が、拉致問題について、新たな方針を打ち出すことを期待してやみません。


◆平沼赳夫・拉致議連会長談話

 本日、9月17日は、北朝鮮が拉致を認めて10年となるが、わが国は多くの日本人被害者を、その後一人も取戻せていない。

 北朝鮮は、金正恩政権になっても、「拉致問題は解決済み」と開き直った。これは、わが国の拉致被害者を取戻そうという意思が北朝鮮に無視される程度でしかなかったこと、また、わが国が拉致を理由に毅然たる対応を行わなかったことによるものと考える。

 北朝鮮は日本国民の拉致により、日本国の主権と国民の人権を侵害した。それを未だに回復できていない。政府は、この失われた10年を回復するためにも、本日を期して、拉致を理由に全面制裁を発動することを検討するとともに、日朝政府間協議で北朝鮮側が、拉致問題に関して具体的な進展を見せず、家族の期待を裏切るような場合は、在日朝鮮人の再入国許可や送金について、直ちに全面制裁を発動するよう強く求める。

 さらに、国家の総力をあげて、制裁以外のあらゆる手段を動員し、北朝鮮にわが国の強い意思を示すよう強く求める。


平成24年9月17日
北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟
会長 平沼赳夫


以上


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