2012年8月18日(土)21:08
読売新聞
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20120818-567-OYT1T00842.html
超党派の国会議員でつくる「日本の領土を守るため行動する議員連盟」(会長・山谷えり子自民党参院議員)の会員ら150人が18日夜、沖縄県石垣市の尖閣諸島・魚釣島へ向け、同市の漁港などを出発した。
太平洋戦争末期の1945年7月に起きた「尖閣列島戦時遭難事件」の犠牲者慰霊とともに尖閣諸島が日本領土であることをアピールするのが狙い。19日早朝に魚釣島沖に到着する予定。
参加したのは国会議員8人のほか、地方議員、政治団体のメンバーら。21隻の船に分乗し、19日早朝、魚釣島沖で慰霊祭を行う。領土議連は今月上旬、島への上陸許可を政府に申請したが、認められなかった。
同遭難事件では、石垣島の住民らを乗せた疎開船が米軍機の攻撃を受けて魚釣島に漂着し、病死するなど約100人が犠牲になった。出発に先立ち、18日夕には石垣島の海岸沿いに建てられた慰霊碑の前でも慰霊祭が営まれた。