http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120630/stt12063021530006-n1.htm
東京都の石原慎太郎知事は30日放送のラジオ番組で、都による尖閣諸島(沖縄県石垣市)購入計画と衆院解散・総選挙への備えのどちらを優先するかを問われ「尖閣だね」と答えた。
石原知事は都の尖閣購入への寄付金が8万件以上、約13億円に上ることを挙げ「国も東京もこの国民の意思を無視するわけにはいかない」と強調。「宿命だと思う。自分の手で完全に仕上げて国民に納得してもらわないと」とも語った。
一方で仮に首相になれば「まず憲法を変える、捨てる」などとも述べ、国政への熱意を失ってはいないこともにじませた。
2020年夏季五輪の東京への招致活動に関しては「できれば皇太子ご夫妻に動いていただきたい」と述べ、ご夫妻に招致への協力を仰ぎたい考えを示した。
やり取りは6月28日に都庁内で収録された。