産經新聞の阿比留記者が「破壊のトロイカは即刻退場せよ」と云う記事を書かれた。ふむふむと読んで深く頷く。そして毛利元就の話を思い出した。
殿様が息子３人を呼んで３本の矢を折らせた話だ。ひとりでは無理でも、力を合わせれば矢が折れる。ほら見ろ、互いに協力しあうのだぞ、と云う教訓だ。小沢・鳩山・菅の場合、３人が力を合わせることが無かったから良いようなものの、一致協力されたら、日本がへし折れるところだった。危ない。危ない。
さて、もうひとつ思い出したのは、民主党 のCM「生活維新」だ。暴風雨の中、船出した３人が力を合わせ、トロイカ体制で頑張るストーリーだった。
結局のところ、この船が迷走に迷走を重ね、ついに座礁しちゃったのだ。浜辺に打ち上げられた難破船の前で、３人は呆然とするばかりだ。
嘘マニフェスト に騙され、民主党 に一度政権を担当させてみようと投票した人は、充分反省して欲しい。民主党 丸の難破で済んだからいいようなものの、わが国が沈没寸前の危ないところまで来てしまった。次の選挙で選択を間違えれば、浜辺で呆然と立ちすくすのは自分たち国民になってしまう。国を破壊するような政治家を選んではいけない。