中山成彬オフィシャルブログ・立て直そう日本~この国を守る覚悟を~ より。
8日から国会が再開されたが、問責された2人の大臣は辞めず、小沢氏の党員資格停止が解除された。民主党政権の頽廃ここに極まれりという感じがする。
そもそも消費税増税と社会保障の一体改革に関する諸法案は連休前に国会で審議を始めなければ、とても十分な審議時間は確保されない。野田総理の意気込みにもかかわらず、民主党の執行部はサボタージュを決め込んでいるのだ。
8日に小沢氏の処分を解除したが、これは控訴されることを予想してのものだった。控訴されてからでは如何にもまずいという判断があったのだろう。国民の視線よりは党内融和を優先したもので、国民を全く馬鹿にしている。
問責大臣が居座っているのも国民世論を無視している。確かに数を恃んで問責決議を多発するのは問題があると思う。しかし、今問題になっている田中防衛大臣と前田国交大臣は辞めて当然である。
北朝鮮や中国等の不穏な動きがある中で無能な防衛大臣を延命させるのは、野田政権がいかに国の防衛を軽んじているということを証明している。前田大臣は私と同じ昭和61年の当選同期生だ。自民党から離党したり落選して参議院に回ったりされたが、元建設省出身の人格高潔な方であった。地方の首長選挙に大臣名で建設業界に支援を要請するのは明らかに公務員の地位利用、それも最高位の大臣の地位利用であり、とても許されるものではない。ご本人は辞めたい心境だと憶測するが、周りが許さないのか。
一般の選挙では、千円の供応でも起訴される。先の総選挙で民主党は5兆6千億円の子供手当を支給するというマニフェストで勝利した。これは国家的規模の選挙違反ではないか。民主党を見ていると遵法精神を政治家自ら捨て去っている感じがする。これで法治国家といえるのだろうか。
かって輿石幹事長は農地法違反の建築をして居座っているというニュースを耳にしたことがある。日教組には法律を守るという考えはないようだ。国旗国歌についての法令を守れない先生達がどうして校則を守れ、規則を守れと生徒達に教えられるのだろうか。民主党政権になって生活保護者も急増している。まじめに生きていくことが馬鹿らしいような世の中の風潮になってはいけない。
今朝、5時からの早起き会に出席した。たくさんの方が早朝から集まられ、世の為、人の為、よりよく生きよう、より美しい人生を送ろうと誓っておられた。この方々の尊い思いが日本中に、いや世界中に伝わってほしいと切に願った。
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