今日、午前9時過ぎから、来日中のテインセイン・ミャンマー大統領と会談しました。
大統領には、今年1月に「アジアの子どもたちに学校を作る議員の会」会長として新校舎の竣工式に出席する為訪問した際、首都ネピドーでお目にかかりました。
その際私は「ミャンマーの民主化の進展を評価している。さらなる改革を期待している」と述べました。
また中国と深い関係があり、北朝鮮とは、武器売買が懸念されている事もあるので、
「中国の軍拡や東シナ海、南シナ海での活動を懸念している。中国が平和的に台頭するよう国際社会で働きかけていく必要がある」
「北朝鮮は13歳の少女をはじめ沢山の日本人を拉致し、核開発を進めている。問題解決の為には国際社会の圧力が必要であり、協力して欲しい」と要請しました。
それに対し大統領は「東シナ海、南シナ海における中国の活動の問題、北朝鮮の問題は十分理解できる。政府として留意する」と答えました。
今回はミャンマーの改革に日本が応え、開発援助がスタートする事を喜び合い、戦前、戦中、戦後ずっと友情で結ばれていた両国関係が発展するようお互い尽力していく事を誓い合いました。