石原知事に託す。 | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 










東京都の石原慎太郎知事(79)は16日(日本時間17日)、米・ワシントンでの講演で、都が沖縄県・尖閣諸島の購入へ向け最終調整を進めていることを明らかにし、「東京が尖閣を守る」と宣言した。これを受け、尖閣諸島の魚釣島、北小島、南小島を個人所有する地権者の実弟、栗原弘行氏(65)がサンケイスポーツの取材に応じ、諸島に対する一族の思いを激白した。 (構成・佐藤修)

 --東京都との交渉は事実か

 「(地権者である)兄の栗原國起(くにおき)と石原都知事が話し合っているのは事実」

 --都からの打診はいつごろから

 「石原知事との付き合いは1973年ごろから。長い中で徐々に(尖閣諸島売却の)話が兄との間で煮詰まった」

 --尖閣諸島を都に売却する心境は

 「売却するなら国か自治体だと一貫している。民間には売らない。領土問題も絡んでくる中で所有者がコロコロ変わる状態はあり得ない」

 --なぜ東京都か

 「石原知事の人柄を兄が『有言実行の人』と見た部分もあるだろう。さまざまな要素が重なった。政党や政府への不信感などではない」

--中国を脅威に感じ、今回の話に応じたということは

 「なきにしもあらずだ。国と賃貸借契約を交わしていることは、実行支配のデモンストレーションの一つだが、領土を守ることと国益を両立させるには、一個人の力では限界がある」

 --漁船衝突問題で、尖閣の行く末に不安は

 「なかった。1972年の沖縄返還から40年が過ぎた。領土問題は、国際法の判例では50年間の実効支配で成立する。中国がこれを意識して問題を起こしてくるのは想定内だった」

 --石原知事に期待することは

 「政治家としての集大成として、尖閣問題に賭けているものがあるはず。尖閣の今後は東京都と石原知事に託したい。東京都が名乗りをあげてくれたことを、皆さんには是として捉えてほしいと思う」


(サンケイスポーツ)




草莽崛起:皇国ノ興廃此ノ一戦在リ各員一層奮励努力セヨ。 



草莽崛起:皇国ノ興廃此ノ一戦在リ各員一層奮励努力セヨ。