「画面汚い」発言で話題も…。
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/120116/wlf12011613300007-n1.htm
兵庫県の井戸敏三知事が「画面(映像)が汚い」などと発言したことで注目を集めたNHKの大河ドラマ「平清盛」の2回目が15日放送され、平均視聴率(総合テレビ)が関西地区で17・2%と、初回18・8%より下がったことが16日、ビデオリサーチの調べで分かった。関東地区は17・8%で、初回17・3%を上回った。
初回平均視聴率が、評判がよくなかった前作「江~姫たちの戦国~」の視聴率(20・9%)を下回り、歴代ワースト3(関東地区)を記録したことから、井戸知事が会見で異例の番組批判を行うなど、話題を呼んでいた。
平清盛の築いた福原京は現在の神戸市兵庫区で、兵庫県では、ドラマの放送に合わせて観光客誘致を進めており、井戸知事は「画面が汚い。鮮やかさのない画面ではチャンネルを回す気にならない。番組の人気で観光も影響を受ける」などと発言していた。
NHK広報局では「通常の誤差の範囲内とみている。まだ始まったばかりなので、今後の展開に期待していただきたい」と話している。一方、放送作家の古川嘉一郎さんは「今回のような話題が出た場合、関西人ならいっぺん見てみようと思うのが普通。率が微妙でも、下がるというのは、もともと平清盛という人物に、視聴者が興味をもっていない、あるいは浸透してないのではないか。しばらくは見守りたいが…」と分析している。