【読者サービス室から】宮中晩餐会欠席
ブータンのジグメ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王夫妻が国賓として来日されました。ところが、一川保夫防衛相が16日のご夫妻を歓迎する宮中晩餐(ばんさん)会を欠席し、同僚議員のパーティーで「私はこちらの方が大事だ」とあいさつしていたことが分かりました。
「一川防衛相は政治家としての見識がなさすぎる。米軍普天間飛行場の移設問題をめぐって、米軍基地と自衛隊基地を混同する発言もしており、防衛相としての自覚と認識があるのかもはなはだ疑問だ。同じように宮中晩餐会を欠席し、マルチ商法業界との関係で疑惑を持たれている山岡賢次国家公安委員長とともに、徹底的に追及してほしい」(18日、大阪市の60代男性)▽「一川防衛相は一体何を考えているのか。閣僚としてどちらを優先すべきなのかさえ分からないのか。国王夫妻にも皇室にも礼を失する行為で、陳謝して済む話ではない。閣僚としての責任を取って辞任すべきだ」(18日、大阪市の50代男性)▽「国家を預かる人間がこの程度の認識なのか。教養も感性も判断力もなさすぎる」(18日)
環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)をめぐる国民の議論はまだ熱く続きます。
「日米安保は基軸だが、TPPは別。参加することはアメリカのスタンダードが押し付けられるということだ」(16日)▽「21項目もあるから、それぞれ調べていくとメリットも結構あるのではないかと考えるようになった。なるべく不利にならないように条件闘争するしかないのではないか」(18日)(11月14~19日の意見)