国賓として来日されたブータン国王・王妃両陛下はとても美しい。美男美女と云うだけでなく、立ち居振る舞いの優美さに圧倒される。慎み深く謙虚なお人柄とお見受けするが、輝くような存在感と貫禄をお持ちだ。高貴な方々のオーラは違うなと感心した。
何より国会における国王陛下のスピーチは感動的だった。われわれの先人がアジアに独立と近代化をもたらしたことを正当に評価し、わが国のリーダーシップへの期待を示してくれた。ああ、親日国はありがたい。比べる事は失礼にあたるが、謝罪と補償ばかり求める反日国との違いは大きい。
さて、ブータン国王・王妃両陛下をお招きした宮中晩餐会で幾人かの大臣が欠席した。一川防衛相は民主党 議員の政治資金パーティ出席していたそうだから、非礼の極みだ。但し、民主党 の馬鹿大臣ごとき欠席でよかったのでないか。こんな下劣な連中を、国賓のお目に晒すのは日本の恥だ。
その晩餐会に欠席されて残念なのは皇太子妃殿下だ。天皇陛下のご名代として皇太子殿下が活躍される場であればこそ、妃殿下にもご隣席頂きたかった。ご病気など止むなき事情とは察するが、国王・王妃両陛下と皇太子殿下が2対1で乾杯されている場面には違和感を覚えた。
皇太子妃殿下が公務につかれないのは衆知の事実だし、皇太子殿下おひとりで外国の要人とお会いになる光景にも慣れた。しかし、今回の国賓来日にあたり妃殿下が全く登場されない理由を、どこのマスメディアも一切報じていない。いなくて当たり前と云う話では無い筈だ。不思議で仕方がない。