韓国 の外貨準備高 は底をつき経済は破綻した。外貨がないから石油もガスも輸入できず、突如停電するほど追い込まれた。貯蓄銀行は軒並み首が回らなくなり、先月だけで10行近くも営業停止になった。外債の償還期限が迫るのに原資がない。韓国 政府は期限延長や融資を支那や欧米に申し込んだが、どこも危ない国を相手にはしない。頭のいい国や金融機関はさっさと逃げ出してしまった。逃げ遅れた先は血相を変えて、早く返せと矢のような催促だ。もうお手上げだ。と思ったら、日本から野田が訪韓した。にこにこと間抜け面して700億ドル、即ち5兆数千億円にも上る通貨スワップを申し出た。
地獄に仏とはこのことだ。多重債務者の韓国は大喜びだ。もちろん韓国 へのローン提供でにっちもさっちもいかなくなっていた世界各国の金貸し連中も、ほっと胸をなでおろした。これで貸した金が全額戻ってくる。よしよし。それにしても返済見込みがないのに、なぜ日本はあんな巨額の融資をしてやるのだろう。踏み倒し覚悟で、くれてやるだけの話ではないか。もしや日本政府は朝鮮人だらけなのか。賄賂で丸め込まれたのか。あるいは大震災のショックで気でも狂ったか。ま、いいや、よその国のことだ。所詮、日本は大金持ちだもんな。そんな風に国際社会は感じている。
数年前、韓国 が同じように経済破綻にの瀬戸際に追い詰められ、リーマンショックまで引き起こして、世界の金融市場が揺れたとき、日本政府の対応は今と大違いだった。韓国 が二国間支援を申し込んできたがキッパリと断った。97年のアジア経済危機時の融資すら返済せぬ国に貸せるものか。そう考えた麻生総理と中川財務大臣は韓国 を門前払いし、IMF に10兆円を融資して国際協調体制を推進した。借金が必要ならIMF の管理下に入れ。これで金融界の規律と秩序が保たれる。政治家のリーダーシップがわが国の国益のみならず、世界を救った実例だ。
ところがIMF 相手じゃ踏み倒しようがない。ヘタすると米軍が出てきてボコボコにされる。韓国 が自らのふがいなさを棚に上げ、悔しいニダと麻生政権を逆恨みした。そのせいか、わが国のマスメディアは執拗に麻生・中川両氏を叩きまくった。中川氏は奇怪な朦朧会見問題で辞任に追い込まれ、その後、持病もないのに不可解な死を遂げた。背後では狂ったように政権交代の叫び声が飛び交い、とうとう本当に悪夢の民主党政権が誕生してしまった。韓国 はほくそ笑んだろう。何たって民主党 は、既に当時から韓国 への二国間支援を執拗に主張していたのだ。
支援だ融資だと云えば聞こえはいいが、相手に返済のアテは全くない。二国間の取決めだからIMF も知らん顔だ。アジアで通貨協定を結ぶ支那やASEAN も当然そっぽを向く。返済を履行しない債務国に対し、債権国がすべきは軍隊を送り込んで武力を行使することだ。それが世界の常識だ。しかし、クソ憲法 に手足を縛られたわが国の現状では望むべくもない。返してくださいと云っても、相手は返さない。竹島 と一緒で取られたら、なかなか取り返せない。
事実を捻じ曲げ、捏造の歴史で開き直る韓国 だ。そのうち、金を貸したのはこちらだと話を逆転させ、早く返せとわが国に督促状を送ってくるかも知れない。既に韓国 は、無制限の通貨スワップを提案してきたのは日本側だとほざいている。笑いゴトでは済まされない。