驚愕(きょうがく)スクープ3連発!!! | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 








【花田紀凱の週刊誌ウオッチング】




20日付朝日新聞に掲載された『週刊朝日』(9/30)の広告は迫力があった。白ヌキ多用、いつもの品の良さをかなぐり捨てて、まるで『週刊現代』か『週刊ポスト』みたいだ。

 で、右柱の「驚愕(きょうがく)スクープ3連発!!!」をチェックすると--。

 トップが「在日献金問題『背信の取引』 菅と仙谷が『密会』した韓国要人の正体」。

 『週刊朝日』(3/18=3月12日発売)がスクープし、震災でウヤムヤになった菅直人前総理の外国人献金問題。計104万円を献金した在日韓国人K氏が仲介して9月6日昼、菅前総理は帝国ホテルの高級中華料理店で、ある「韓国の客人」に会ったという。

 〈実はこれが、菅前首相が手を染めた「背信行為」の決定的瞬間だった〉

 韓国人K氏は菅前総理在任中から、この「韓国の客人」との会合を再三求めていた。菅前総理がのらりくらりと延ばしているうちに本人が退陣。激怒したK氏は「要求をのまないなら、3月10日の件、マスコミに暴露するぞ」と迫り、急きょ実現したという。

 3月10日の件とは何か。

 菅前総理は国会でも違法献金を3月14日に返したと証言した。が、実際は〈「(3月)10日、秘密裏にK氏と接触して、領収書と引き換えに返金した」(永田町関係者)〉のだという。

違いには大きな意味がある。報道前に返金したということは、菅前首相がK氏の国籍をもともと知っていたことを意味するからだ〉

 これだけでも大変な問題だ。

 肝心の「韓国の客人」が何者かは他の2本のスクープともども、ぜひ本誌記事をお読みいただきたい。鉢呂吉雄前経産相のインタビューもあり、今週は『朝日』一冊で十分。

 『週刊文春』(9月29日号)のトップ「ビートたけし『暴力団との交際』すべて語った」も興味津々。

 余談だが、大好きな『TVブロス』で光浦靖子の人生相談「脈アリ? 脈ナシ? 傷なめクラブ」が絶好調。(『WiLL』編集長)