民主党 に政権担当能力がないことは国内のみならず、今や世界中で知れ渡っている。その上、党ぐるみで北朝鮮 系過激派集団を資金援助したこと、さらに朝鮮総連 や日教組を通じて金正日 政府と密接な関係を持っていることまでバレている。従って、わが国の政府要人が国際外交の場に登場しても、諸外国の首脳が誰も相手にしない。口もきかない。先方だってヘンなのとつるむと、自分まで立場を疑われることになりかねないとビクビクしている。
先週も安住財務大臣がG7 財務相・中央銀行総裁会議に出席したけれど、何ら意見すら求められず完全に無視されたとか。そりゃそうだ、民主党 がどれだけ無能か、情報で成り立つ世界だもの、国際金融界は熟知している。馬鹿にモノ を尋ねるのは時間の無駄だし、そもそも北朝鮮のエージェントの前で大事な話はしにくい。安住がいなくなってから、あとでこっそり討議しようね、ってな感じだったんじゃないかな。
さて、そういうことなので、野田首相が国連 総会に出席しても全くの無意味。誰も待ってない。かわいそうだけど鳩山、菅同様、野田に対しても、世界の首脳があっちいけ、しっ、しっと露骨な態度を示すと思う。かって堂々とわが国の存在感を示し、国際社会でリーダーシップを発揮した小泉総理や麻生総理とは全然違います。
このあたりは野田本人のみならず、内閣府 だって外務省 のスタッフだって充分にわかっている筈。国連 総会で、どじょうの話なぞして失笑を買うくらいなら行かなきゃいいのに、くらいに思ってるだろう。それに所詮、国連なんて単なるセレモニーの場。国内で難題が山積しているときに万難を配して出席すべき理由はない。
でもイク イク と云ってきかない。なぜか。国会で野党に苛められたくないから。国会で滅多打ちにされるのが嫌だから。ニューヨークの国連総会出席は単なる逃げです。
臨時国会 を４日間で強引に閉じてしまう気持ちは分からないでもない。野田本人の外国人献金問題、鉢呂の任命責任。閣僚は危ない変態ばっかりで、マルチ 山岡の首は風前の灯。周辺諸国の軍事挑発を招いたシロート一川も糾弾されること必至。偉そうにふんぞりかえる輿石幹事長も長年の日教組問題を突かれそう。野田の心中は、もう嫌だ、国会も予算委員会 も消えてしまえ、ってなもんでしょ。
でも、国会議員は国会で議論するのが仕事。復興や国防を緊急で討議すべきこの時期にコソコソ逃げをうってる場合か。そんなに野党の追求が怖いのか。恥も外聞も捨てて敵前逃亡とは呆れるしかありません。
ここで野田首相にひとこと云いたい。つらいから逃げるってのは絶対に駄目。逃げるから余計につらくなってしまうんです。