韓国 と云えば、一昔前まで男性が思わずニタリとするような旅先だった。今でこそ夫婦や女性同士の旅行も増えているけど、以前は好き者の男性と相場が決まっていて、お目当てはかの有名なキーセン。漢字で妓生。韓国 伝統の酌婦にて娼婦、まあ、枕芸者と云うか売春ホステスみたいなもの。キーセンハウスに行って、ぞろぞろ出てくるキーセン相手に酒・肴を楽しみつつ、好みの女性を選んで後はしっぽりと云うスタイルだった。
友人でもそっちが好きな連中は年がら年中、韓国 に行っていた。何しろ物価水準が違うので、夜の遊びも日本より遥かに安い。戒厳令の時代など夜間は外出禁止だから、低料金にもかかわらず朝までずっとキーセンと遊ぶことになり、コストパフォーマンスが良好だったと聞く。その上、キーセンハウスは国営で、お姐さんたちは国家公務員(?)だった。だから、ぼったくりもなくて安心。これ、聞いた話です。
国営の売春宿と聞くと、うっそーと思うかも知れないが、実はそんなに珍しい話じゃない。貧しい国にとっては外貨獲得の手段。かってのソ連をはじめ東欧圏でも、表向きは存在しない筈の娼婦がうじゃうじゃいて、裏では国家や党が管理していた。買春は全て米ドルの現金決済で現地通貨は使えなかった。もちろん、これも聞いた話です。
韓国の国営売春事業は、1965年に日韓基本条約 締結でわが国から莫大な資金を得た朴大統領が、民間から接収する形で始めたもの。その後順調に発展し外貨を稼ぎに稼いだ。但し、韓国 経済が成長するに連れ、キーセン志望の女性が徐々に減り、2004年、ついに国会決議 で売春を禁じ、同時に歴史と伝統の売春宿を閉鎖した経緯があります。
さて本題。つい数日前、米CNNのウェブサイトに「韓流 の捏造は不可解だ」と云う記事が掲載された。鐘や太鼓で韓流 、韓流 と騒ぐがちっともアメリカで流行りはしないじゃないか、そもそもアメリカ 向けに英語で唄って何が韓流 だとの辛らつな内容。この記事を書いたのは、カリフォルニア 在住のOhさんと云うアジア系米人女性レポーターです。
このひとの云うことは正しい。アメリカで韓国 人歌手が大ヒットみたいな話は全て嘘だし、韓流 なんてものは存在しない。云って見れば、韓国 メディアの描く妄想であり虚像に過ぎない。アメリカ 、特に西海岸では韓国 人女性=売春婦みたいなイメージがあるし、実際に出入国管理も厳しい。韓流 が憧れられる土壌がない。にもかかわらず、何故あたかも現地でブームのように捏造報道するのか、誰も理解できない。
そこまでハッキリ書いてはないが、アメリカのエンターテイメントは恐ろしくレベルが高い。外国のミーハータレントが来米したところで、いい加減な実力では太刀打ちできっこない。だから、この記事にはそうだ、そうだと賛同するコメントが大変多く、何かには、K poop なんて揶揄まであった。poopは(犬の)ウンチ。Kpopなんてつまらねえ、クソじゃねえかって雰囲気ですね。笑っちゃいます。
ここからは勝手な想像なのだけど、本来なら国家公認のキーセンとして外貨を存分に稼げるお姐ちゃんたちを前にして、ああ、もったいなあと韓国 政府は思ったんじゃないかしらん。で、枕芸者も電波芸者も一緒じゃないか、外国のテレビに出演させて外貨を稼ごうじゃないか、そう決意したのではないか。国営売春宿を閉鎖した時期と、日本で韓流 ブームをでっち上げた時期がヘンに合うし。
音楽は日本やアメリカのヒット曲をパクリまくればいい。手足をばたばた動かせばダンスなんてワケはない。顔の造作なんぞ整形で何とでもなる。さあ行け、やれ行け。とりあえず豊かな国々に進出して、欲求不満の若い男性を慰めるのだ、癒すのだ。色仕掛けで稼げるだけ稼げ、ってな国家戦略(!)じゃないかな。
そう云えば、Kpopのキーセンたち、エッチな尻振りばっかりしてますよね。