隠れた魅力を 学ぶ「さるく」 | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 







【都道府県 伝統の教え】長崎県

http://sankei.jp.msn.com/life/news/110709/art11070908210001-n1.htm





ぶらぶらうろつき回ることを長崎弁で「さるく」というのだそうだ。5年前に行われた地方博覧会「長崎さるく博」で、長崎のまちをぶらぶら歩き、魅力を再発見する参加体験型の催しが注目され、「さるく」の言葉が広まった。

 長崎は鎖国の江戸時代も出島が貿易港として認められるなど、外国からの学術、文化が入る玄関口だった。長崎で学び、明治維新に活躍した偉人も多い。坂本龍馬はたびたび長崎を訪れ、交易仲介など商社活動を行う海援隊の前身の「亀山社中」を長崎で結成した。福沢諭吉は19歳で長崎に遊学、蘭学を学んだ。

 博覧会後も長崎市などは歴史や文化にちなんだとっておきの道を歩くウオーキングや、名物講師による講座、食文化紹介など「長崎さるく」を推進している。長崎国際観光コンベンション協会では「ガイドブックにはあまり載っていない隠れた名所旧跡のほか、ハタ(長崎弁で凧(たこ))あげやくんちなど季節感あふれる暮らしや風情が今も受け継がれている。その魅力をたっぷり味わうのは、まちを歩く“さるく”が一番だ」という。

 修学旅行生や子供たち向けに、龍馬などにちなんだコースを歩くほか、ハタづくりなどを体験できる催しもある。



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※江戸時代は鎖国ではありません。  イーグル。