【書評】義家弘介著
「今、イジメを受けていてつらいです」「親友って、いつも一緒にいないといけないのかな」「ケータイがないと仲間はずれにされる」「勉強なんて将来、何の役にも立たないでしょ?」…。
学校という集団生活の中で、子供たちはさまざまな悩みや苦しみを抱えている。
著者は、幾度かの挫折の果てに教師となり、母校で教壇に立ったこともある“ヤンキー経験者”。
多感な学生ならではの疑問や悩みに対し、ヤンキー先生が自らの経験や考え方を交えてストレートに熱く答える。
子供はもちろん、大人にとってもいろいろ参考になる人づきあいの指南書といえる。
(C&R研究所・1470円)
「君に伝えたい!学校や友達とのルール」