「焼肉よりフグで死ぬ人多い」 焼肉店経営の小倉智昭に非難殺到
J-CASTニュース 5月9日(月)19時52分配信
焼肉店のユッケ食中毒事件で4人の死者が出る中、オーナーとして焼肉店を経営するフリーアナウンサーの小倉智昭さんがテレビ番組で、「焼肉よりもフグで死ぬ人の方が多い」と発言し、ネット上で非難が殺到している。
2011年5月6日放送の情報番組「とくダネ!」(フジテレビ系)で、事件のあった「焼肉酒家えびす」(フーズ・フォーラス)の衛生管理状態が特集された。
■「基準が決まったって必ず食中毒は起こる」
そこで、今回の事件を受けて厚労省が生食用の牛肉に、罰則を伴う新たな規格基準を定めようとしていることが触れられ、小倉さんが、
「基準が決まったって必ず食中毒は起こる。焼肉食べて中毒で死ぬ人よりも、フグの毒で死んじゃう人の方が、年間にしたら多いんじゃないか。だったらフグなんかも全部やめなきゃいけないみたいに、そっちの方に全部傾いていったら食べるもんなくなっちゃう。簡単に数値に置き換えて規制するって問題じゃない」
とコメントした。
「えびす」での死者は2011年5月9日現在4人。一方で、厚生労働省によると2003年から08年にかけてはフグの中毒による死者は年間1~3人。しかし、09年は0人。10年も、27件の中毒事件があったが死者はいなかった。
また、本場、山口県のHPによると、フグ中毒のほとんどが釣りや譲り受けで入手したフグを自家調理して食べることが原因だといい、焼肉店での食中毒と同列に扱うのは少し無理がありそうだ。
■経営店舗の隠れ人気メニュー1位が「和牛たたきのユッケ」
小倉さんは、これ以外にも「毎日毎日、加工、小売りで細菌チェックをすれば安全に越したことはないが、現実問題、むずかしい。焼肉も高くなりますよね」などと発言。
生食肉の新基準設定が受け入れがたい様子だが、実は小倉さん自身も焼肉店を経営している。
都内にある「炙りや なかむら」という店で、「ぐるなび」に掲載されている店舗情報によると、隠れ人気メニュー1位が「和牛たたきのユッケ」なのだという。「ユッケ好きに是非!」とプッシュされているが、現在は事件の影響か、ランキング上から消えている。
ネット上ではこうしたことが指摘され、小倉さんの発言に非難が殺到している。
「ひどい自己弁護だ」「じゃあユッケも免許制にしないと」
「焼肉店経営してるなら、うちの店を始め、他の店はきちんとやってきたって言うべき」
といった書き込みがツイッターや2ちゃんねるに寄せられている。
私が2011年5月5日付
と5月8日付
のブログ記事において紹介したとおり、自身が焼肉屋である「オヅラ」こと小倉智昭は、ユッケ食中毒死亡事件発生以降、連日必死に「ユッケ」を擁護しまくっている。
当初からフジテレビ「とくダネ!」では、小倉智昭が「ユッケ食べる人減っちゃうかも」と言うと、慶大教授・夏野剛が「過剰反応おかしい」と応じていた。
その後も 小倉智昭は、「ナマ食用のお肉だと若干高くなるんで、加熱用のものを使っちゃったのかも」、「今回はユッケが悪者になっていますけど、それ以外で危険な物もいっぱいあるじゃないですか」などと、論点を逸らしながらユッケそのものを必死に擁護し続けた。
そして、とうとう5月6日に小倉智昭は、上に示したJ-CASTニュースでも指摘された頓珍漢で事実にも反するコメントを述べたのだ。
■動画
小倉智昭「フグ毒で死ぬ人のほうが多いと思う」
>「えびす」での死者は2011年5月9日現在4人。一方で、厚生労働省によると2003年から08年にかけてはフグの中毒による死者は年間1~3人。しかし、09年は0人。10年も、27件の中毒事件があったが死者はいなかった。
>また、本場、山口県のHPによると、フグ中毒のほとんどが釣りや譲り受けで入手したフグを自家調理して食べることが原因だといい、焼肉店での食中毒と同列に扱うのは少し無理がありそうだ。
J-CASTニュース の主張が正論だ。
2009年以降、フグで死亡した人は0人なので、小倉のコメントは事実関係から正確とは言えない。
それに、フグには毒があるため、フグの調理には免許が必要だし、さばいた後の毒の部位はカギ付で徹底管理している。
小倉がフグと焼肉を同列に扱うなら、焼肉の調理も免許制にしろということになる。
>小倉さんは、これ以外にも「毎日毎日、加工、小売りで細菌チェックをすれば安全に越したことはないが、現実問題、むずかしい。焼肉も高くなりますよね」などと発言。
>生食肉の新基準設定が受け入れがたい様子だが、実は小倉さん自身も焼肉店を経営している。
>都内にある「炙りや なかむら」という店で、「ぐるなび」に掲載されている店舗情報によると、隠れ人気メニュー1位が「和牛たたきのユッケ」なのだという。
小倉智昭は、「焼肉が高くなる」など、規制導入に対して半ば脅迫している。
子供2人を含む4人の人々が死亡してしまったことなど、どうでも良いと言わんばかりだ。
小倉が経営する焼肉屋にとって、ユッケは人気ナンバー1だったし、値段などから利益率も非常に高かったものと推測できる。
だから、小倉は必死になって連日「ユッケ」を擁護しているだけであり、自分の損得勘定しか頭にないのだ。
フジテレビ「とくダネ!」小倉智昭経営『炙りや なかむら』 人気メニューランキング
以前
1位 「和牛タタキのユッケ」 850円
↓ ↓ ↓
現在
http://r.gnavi.co.jp/e365600/menu3.htm
【小倉智昭のフジテレビ「とくダネ!」の悪逆暴虐特集!】
●2002年の日韓共催サッカーWCでは韓国を応援する偏向報道を執拗に行ったフジテレビ「とくダネ!」の小倉智昭たち!
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▲韓国応援強要事件
番組放送内で視聴者に対して「テーハミング♪」の練習を呼びかけ、韓国応援を強要した
▲金田発言封殺
準々決勝の「韓国vsスペイン」戦のジャッジについて、サッカー評論家の金田がミスジャッジであることを解説しようとすると、佐々木恭子アナが遮り、映像が乱れ、CM明けには発言の続きを聞くことができなかった。
▲オリバー・カーン蔑視テロップ
準決勝「ドイツvs韓国」戦前の放送で、ドイツのGKオリバーカーンの映像にかぶせて「韓国の前に立ちはだかるゴリラ」というテロップが入る。
▲「トルコは仇」発言
3位決定戦「韓国vsトルコ」戦を前に、
まず、コメンテーターの前田忠明から「日本に勝ったからトルコは嫌い」と発言。
次に、佐々木恭子アナが「セネガルを応援してました。日本の仇をとってほしかった」と問題発言が続いた。
最後に小倉智昭が「トルコが嫌いになった人が多いんじゃないの」と締めた。
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これらフジテレビ「とくダネ!」の悪逆暴虐に対して視聴者は当初BBSを通じて放送内容に抗議したが、フジテレビ「とくダネ!」はすぐにBBSを閉鎖。
電話でのクレームにも誠意ある対応はなかった。
それに対して2ちゃんねるなどネットを中心に非難の声が上がると、小倉智昭は番組内で「2ちゃんねる」を非難し返した。
最後は、2ちゃんねらーなどがメインスポンサーの花王の不買運動を展開した。
ちなみに、私は今でも花王不買を続行中。
●2008年12月のグランプリファイナルでキム・ヨナを破って優勝した浅田についてボロクソ貶し、キムヨナを異常なまでに持上げたフジテレビの「とくダネ!」の小倉智昭たち
http://www.tanteifile.com/newswatch/2009/10/17_01/index.html
浅田真央が偏向報道の犠牲に?フジテレビに非難続出
2009年10月17日、探偵ファイル~ニュースウォッチ
浅田真央が偏向報道の被害を受けているとのことで、フジテレビへの大バッシングが起きている。
騒動の発端は、2009年10月14日の読売新聞の記事だった。昨年のグランプリファイナルでキム・ヨナを破って優勝した浅田についての以下の一文が、注目を集めた。「帰国後、「金のミスに助けられた」という評価があると聞いて落ち込み、一時、練習の意欲を失った」。
これは、フジテレビの「とくダネ!」を指しているに違いないとのことで、同番組を非難する声が続出した。一部の意見に傷ついているようではメンタル面で課題が残ると、浅田に批判的な人々もいる。とはいえ、優勝した浅田への批判一辺倒で、一方的にキムを持ち上げる内容に違和感を覚えた人々が実に多かったことは事実である。
番組中で浅田に厳しい評価を下した一人は、日本フィギュアスケーティングインストラクター協会理事の佐野稔氏。「キム・ヨナさんが二つのミスのうち一つミスをなくして、どっちも一つ同士のミスだとするとキム・ヨナさんが勝っていましたね」という。「圧倒的にキム・ヨナさんの方がスピードがあるんですよ。本当にね、ゾクゾクするような、いろんな仕草だとか表情とかが非常に豊かなんですね」と語った。
プロスケーターの恩田美栄氏も、同様の見解を述べた。佐野氏の主張を反復した司会の小倉智昭氏に対して、「私もそう思いました」と同意。「すごいスケートが滑らかで、感情表現もキム・ヨナ選手はあったんですね。浅田選手も決して悪くはなかったんですけれども、やはりちょっと子供っぽいっていうところがあったと思うんですね」という。失敗数が同じならば浅田が負けていたと、繰り返し強調した。
放映直後も、これらの内容への非難が続出し、上記の人物らの評価を疑問視する意見も出た。すると、同番組では態度を一変。浅田が予定していた内容の中には、当日披露しなかったものもあったため、失敗数が同じならばキムが確実に勝ったと単純には言えないと釈明した。「我々、分かんないんだよね」、「我々は素人」などと、小倉氏は無責任な発言を連発し、出演者一同、今度は浅田を一方的に持ち上げた。
(以下略)