「Yohkan様のブログ・愛国画報 From LA」 より。
個人的にかれこれ20年以上も愛用しているアップル製品。幾世代にも亘り進化を遂げてきたマッキントッシュ コンピュータは、常にIT革命の主役です。最近ではiPhoenや iPadも加わって、ますます楽しく広がるアップルの世界。ちなみに、このブログももちろんマック で書いてます。
アップルの傑出した創造性は誰もが認めるところです。定評有る経済誌Fortuneの調査でも、最も称賛される企業として堂々の全米No.1。同じくIT業界の巨人マイクロソフト 、マーケティングと法務戦略には優れていても、技術開発に関する限りはアップルをモノマネしてきた感が否めません。
さて、そのアップル製品、日本の友人達にも薦めるのだけど、なかなか皆に納得してもらえない。大きな理由はiPhone やiPadの場合、ソフトバンク がネックなのですね。通信が悪いので、遊びならともかく、とても仕事には使えないと云う声を聞きます。
今回の東日本大震災でも、ソフトバンク 携帯は被災地で通話が出来なかったとか。新しい企業だけに、競合他社に比べやや通信ネットワークが劣るのでしょうね。
でも、ソフトバンク は嫌だけど、iPhone は使ってみたいと云うひとには朗報があります。
実はアメリカ でもiPhone は登場以来、AT&T独占でした。ところが、アメリカ 人消費者は絶対に我慢しません。iPhone を他の電話会社で使いたい、なぜダメなんだ、何とかしてくれと、大挙してメールや電話でアップルに要望を送りつけました。結果、全米最大の携帯電話事業会社ヴェライゾンでも、今年の2月からiPhone が正式に使えることになったのです。今後は、徐々に他の電話会社でも使用可能になりそうです。
もともと、機種により電話会社が限定されるなんてヘンな話。機種も電話会社が消費者が好みで選べて当たり前ですよね。
アップルはコンピュータ製品の一環として携帯電話を作っているだけで、電話業界を牛耳ろうなんて意志はないようです。消費者が望めば、日本市場だって必ずソフトバンク 以外にもiPhone を解放する筈。アップル製品に興味のある皆さん、アップルUS本社か日本支社にお願いしてみましょう。
熱心に要望を伝えれば、ドコモやAUでもきっと使えるようになりますよ。孫さんにとってもは、あまり嬉しくない話だろうけど。