熱意が「裏目」の布教活動。
【ソウル=加藤達也】北朝鮮国内で昨秋、「反共和国犯罪行為」で逮捕された韓国系米国人のキリスト教宣教師が刑事裁判にかけられる可能性が高まっている。宣教師の間では、宗教的に未開で人権状況が劣悪な北朝鮮での活動に関心を抱く者が多い。北朝鮮に飛び込んで人質となり、対米・対韓交渉カードに利用される例も目立つが、同様の事件は今後も続きそうだ。
朝鮮中央通信によると、拘束されているのはチョン・ヨンス氏(58)。入国後の昨年11月に逮捕された。取り調べに対して犯罪事実を認め、裁判の準備が進んでいるという。
北朝鮮は事実関係を米国に通報したとしているが、容疑内容や逮捕に至った経緯は不明だ。北朝鮮は外国人の宣教を「体制転覆活動」とみなす場合があり、韓国情報当局は、今回のケースはこれに該当した可能性があるとみている。
韓国政府関係者によるとチョン氏は米カリフォルニア州の教会に所属する。「以前から北朝鮮での布教に強い意欲を示していたようだ」(外交筋)という。
チョン氏は北朝鮮で継続的に布教活動を行うため、経済特区の羅先市で事業を営む許可を得て、中国と北朝鮮を往復しながら事業と布教を行ってきたという。
韓国政府関係者は「北朝鮮は、自国内で活動する人権・宣教活動家を標的とする。南北関係や対米関係がうまくいかないと、そうした活動に従事する宣教者らを拘束、交渉カードにする傾向がある」と指摘する。
米国人が昨年1月、北朝鮮で抑留された際には、カーター元米大統領がわざわざ訪朝した。09年12月に人権・宗教活動家のロバート・パク氏が拘束された際には、北朝鮮はパク氏に対し「北朝鮮は人権を保護しており、信仰の自由は保障されていた」と事実に反する発言を強要した。
韓国の安全保障当局は「韓国には、在米同胞(韓国系米国人)の肉親がいる場合もあり、同胞が拘束されると、米国だけでなく韓国としても慎重な対応をとらざるを得ない。北にとっては非常に有効なカードだ」と指摘している。
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