【産経抄】4月19日 | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 







「広い道を帰るより 苺畑や無花果畑の 垣根ぞいの道や 野原や鎮守の森が 楽しかった」。平成18年5月の小紙「朝の詩」欄に載った、『道草』の一節だ。作者の平位隆二さんは、70年近く前の登下校の思い出を綴(つづ)っている。

 ▼きのうの朝、栃木県鹿沼市内の国道沿いを集団登校していた6人の小学生は、どんな話の花を咲かせていたのだろう。8日に新学期が始まったばかりだ。新しい担任の先生の印象だろうか。それともゴールデンウイークの家族旅行の計画だろうか。

 ▼そこへ、26歳の男が運転するクレーン車が、歩道上の車止めをなぎ倒すほどの勢いで突っ込んできた。凄惨(せいさん)な事故現場の写真から、子供たちの悲鳴が聞こえてくるようだ。

 ▼よく知られているように、米国の子供たちは、黄色いボンネット型のスクールバスで学校に通っている。30年ほど前までは、ほとんどの子供が徒歩で学校に通っていたという英国でも、現在は親が車で送っていく家庭がほとんどだ。

 ▼登下校時の道草は日本の子供たちの特権だった。それが取り上げられる日も遠くないかもしれない。通学中の子供を狙う凶悪犯罪が発生するたびに、GPS(衛星利用測位システム)の端末や防犯ブザーを持たせる動きが広がってきた。今回の事故をきっかけに、スクールバス導入をめぐる論議が活発になる可能性もある。

 ▼東日本大震災によって、原発の安全神話は崩れ去った。幕末以来、日本を訪れた多数の外国人が認めた、世界一子供にやさしい国という神話も、怪しくなって久しい。平位さんは詩をこう結んでいた。「今の子供たちは 人災のために 気侭に道草が食えない 知恵の宝庫なのに 手づかみにできない」


































4月18日、続報!辻本清美ピースボートの悪行!!

ボランティア・コンサルタントに血税投入!!

ボランティアの意味を全く理解していないアホ辻本。

コンサルタントはピースボートの連中!!

ピースボート血税横領!!