女性乱暴後、被害者宅前にキーボードプレゼント?
容疑の男を警戒中の署員が逮捕
帰宅直後の女性を狙い、現金を奪って乱暴したとして警視庁捜査1課は16日、強盗強姦と住居侵入の疑いで、東京都世田谷区祖師谷、自称アルバイト、合志(ごうし)淳容疑者(25)を再逮捕した。同課によると「脅していない」と説明しているが、「10件くらいやった」と供述しており、裏付けを進める。
同課によると平成18年2月以降、都内や大阪、神奈川、奈良の各府県で発生した強盗強姦事件などで、現場に残されたDNA型が合志容疑者のものと一致したという。
逮捕容疑は、4月上旬、帰宅した調布市の30代のアルバイト女性のアパート室内に押し入り、「騒いだら殺す」と脅して乱暴。現金1万1000円を奪ったとしている。
女性が「音楽をやっている。お金がない」と言ったため、合志容疑者は現金をポケットから返して逃走。事件2日後、女性の玄関先にキーボードが置いてあったという。
女性方への訪問を警戒していた調布署員が6日、室内をのぞき込む合志容疑者を発見、住居侵入容疑で逮捕していた。
女性店員に下半身露出 熊本市職員を逮捕
熊本北署は16日、公然わいせつ容疑で、熊本市健康福祉政策課の主任主事、寺井貴之容疑者(32)を逮捕した。
逮捕容疑は、16日午前1時5分ごろ、熊本市下通の量販店で、アルバイト店員の女性(24)らに下半身を露出した疑い。同署によると、寺井容疑者は当時酒を飲んでいた。「やった覚えがない」と話しているという。
熊本市によると寺井容疑者は2008年、女性の後をつけてマンションに侵入したとして、停職6カ月の懲戒処分を受けていた。幸山政史市長は「早急に事実関係を把握し、厳正に対処したい」とのコメントを出した。
女子高生のスカート盗撮容疑、青森県職員逮捕
原発放射線の研修会参加
神奈川県警は15日、女子高生のスカートの中に盗撮目的でカメラを差し入れたとして県迷惑行為防止条例違反の疑いで、青森県水産振興課の技師、井川慶之介容疑者(32)=青森市=を現行犯逮捕した。
県警などによると、井川容疑者は同日、福島第1原発事故を受けて横浜市内で開かれた放射性物質の測定法の研修会に参加したばかりだった。研修会には全国の自治体担当者らが出席した。
逮捕容疑は15日午後5時半ごろ、横浜市西区の横浜駅構内の上りエスカレーターで私立高3年の女子生徒(17)の背後からスカートの中に小型ビデオカメラを差し入れたとしている。
県警によると、警戒中の鉄道警察隊員が取り押さえた。井川容疑者は「動画で撮影した」と供述している。14日から横浜市に来ていた。
女性押し倒しはいていた下着奪う
強盗容疑で九大院生を逮捕。
福岡県警博多署は16日、女性がはいていた下着を奪ったとして、強盗容疑で九州大大学院の院生、黒瀬雄太容疑者(22)=福岡市東区箱崎2丁目=を逮捕した。同署によると「女性の下着が欲しかった」と話している。
逮捕容疑は3月19日未明、福岡市博多区のマンション駐輪場で、このマンションに住む派遣社員の女性(25)を押し倒し、下着(千円相当)を奪った疑い。博多署によると、黒瀬容疑者と女性に面識はなかった。
九州大広報室は「誠に遺憾。事実関係を確認した上で適正に対処したい」としている。