国難の時。 | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 





「中山成彬オフィシャルブログ・立て直そう日本~この国を守る覚悟を~」 より。





こんにちは、中山成彬です。

 



 2,3日前から東北地方の地震が報道され、東京も揺れていましたが、11日ついにマグニチュード9.0という未曾有の大地震が発生しました。テレビの画面を通じて流れる津波の恐ろしさを改めて感じています。もう死者、行方不明が1万人を越えると報道されていますが、リアス式海岸の入り組んだ地形を思い浮かべると、被害は予想を越えるものになると思われます。被災された方に心からお見舞い申し上げます。当地にご親戚やお知り合いの方々も多いかと思います。大変ご心配のことかと思いますが、被害の少ないことをお祈りするばかりです。

 

 私は葬儀出席のため、早朝の便で宮崎に帰ってきておりました。家族や知り合いに電話しても通じず、メールで安否を確認しましたが、東京でも交通網が混乱して多くの方が難渋したり、特に高層に住んでいる方々は生きた心地もしなかったそうです。宮崎も津波警報が出て避難した方もおられました。昨日佐土原町に行きましたが、特に老人施設は避難したり帰ったりで大変だったそうです。

 

 平成7年の阪神大震災のときも非自民の村山政権で、自衛隊を認めない社会党総理は、自衛隊の出動を躊躇してたくさんの被害者を出しました。今回も不慣れな民主党政権ですが、事務方を督励して、救助と復旧に万全を尽くしてもらいたいと思います。原発の事故も心配です。経済産業副大臣や文部科学大臣の時、原子力発電にも関係しましたので、事の重大性をよく認識しています。その中で、自衛隊や消防隊の出動は大変頼もしく、又、早々の世界各国からの支援も、心温まるものを感じます。

 

 しかし、やっとの思いで助かった方々も、家族の安否の心配や余震におびえておられることでしょう。完全に生活基盤を奪われ、寒い中で途方にくれておられるだろうと思うといたたまれない気持です。

 

 国会は一時政治休戦して、私が以前から提唱している200兆円の平成の救国政策で復興に当たらなければなりません。それにしても、なぜ宮崎ばかりと思っていましたが、災害はいつ、どこで起こるとも知れませんね。防災には常に万全を尽くし、イザという時の心構えを忘れてはならないと改めて感じております。