「愛国画報 From LA」 より。
インタビューで「どえりゃあ」なんて云うんだもの。かと思えば、自転車に乗って走り回ってみたり。変人かなと思ってました。でも河村市長、実はすごくマトモなことを正直に主張してるのですね。
税金払っている方が苦労して、税金で喰わせてもらっている方が楽してどうするとか。「日本の借金は900兆円で財政危機」説は嘘なのだから、民間で余った金は政府が堂々と起債して使いきれとか。議員がするべき仕事は減税だとか。もっと競争せよとか。どれもこれもその通り。ひとつひとつに頷けます。
今まで名古屋は、赤味噌まみれの偉大なる田舎としか思っていなかった。金ぴかのシャチホコと熱狂的ドラゴンズファンしかないと信じていた。ごめんなさい。真っ当な市長を選んだ名古屋市民は立派です。
河村市長の主張を要約すれば、税負担軽減と自己責任を基本にした「小さな政府」が望ましく、「官から民へ」であり、規制緩和と競争促進であり、過度な福祉や保護の縮小なのですね。これぞ、まさに新自由主義 neoliberalismじゃありませんか。
この主張と真反対なのが現在の民主党政権です。納税者から絞れるだけ絞り上げて、外国人にまで金をバラ撒く、「大きな政府」による富の再配分。自由な民の経済活動を規制で縛り上げる社会主義的政策。そんなものを国民は望んでいないのが、名古屋の選挙で明らかになりました。
面向かってNOと云われたのだから、民主党 にとって大敗北はどえりゃあショックでしょうね。ざまみろ。
ところで、ふと気付いたのだけど、「小さな政府」で規制緩和、競争促進と云えば、まさに小泉改革ですよ。うん、そう云えば、あれだけ真っ当な政治だったのに、小泉首相も変人と云われてましたっけね。