大相撲、「死人に口なし」は許さない! | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 





「愛国画報 From LA」 より。




昨日、一昨日に続き今日も大相撲の話題です。八百長 問題で中継放送を見合わせるとか、3月場所そのものを中止するとか、いろいろ云う人がいるけれど、おいおい、あんた、相撲ファンじゃないだろと指摘したい。

力士同士が力を加減しあったり、星の遣り取りなんて昔からあったこと。あれれ、力抜いて自分から土俵を割っちゃったなんて取組みだってあります。相撲ファンはそんな部分も含めて楽しんでいるのだから、余計なコト云わないでもらいたい。3月場所は予定通りやって欲しい。

個人的な話だけど、高いケーブル料を払ってJapanTV(アメリカの有料日本語放送)に加入してるのは、単に相撲を見るため。NHK主体なので他の番組はつまらない。面白いのは相撲だけです。

メールで取組みの打ち合わせなんて、カワイイ もんじゃないか。勝手にさせたらいいのです。誰も損しないんだもの。







草莽崛起





もちろん、大相撲発展のため事件究明の努力は結構なこと。でも、それなら先に究明すべき大事件がふたつあります。

ひとつめ、1996年に大鳴戸親方が八百長 の暴露本を書いた時、外人記者クラブ出版会見直前に共著の支援者とふたり、同日、ほぼ同時刻に同病院で急死した件。確率的にも殆ど有り得ない怪死を今一度洗い直すべきです。だって他殺だったかも知れないじゃないか。(と普通は思う)

ふたつめ、2007年に時津風部屋 で17歳の新弟子がリンチで殺された件。元親方は実刑判決を不服として今も裁判続行中です。自分が預かった未成年者が亡くなったのに、平気な顔で事故だと云い張る無神経さ。日頃から一体、どんな狂った暴力的、殺人的指導をしていたのか。うやむやにさせて堪るか。

死人に口なしは許さない!

こういう大事件を自ら究明し、具体的に再発防止策を実行しない限り、健全なスポーツエンタテイメントは確立できません。

おっと気がつけば、もう週末。相撲の話題はもうおしまい。さ、スーパーボウル ウィークエンドです。アメフトはガタイの大きいのがガンガンぶつかり合うので、ちょっとだけ相撲と共通点がありますね。アメリカの国技だとも云うし。