ZeroCinema -48ページ目

ブラックホーク・ダウン

ブラックホーク・ダウン      ≪公開時コピー≫
     あなたはこの戦争に言葉を失う。
     しかし、知るべき時が来た。


       製作国:アメリカ
       製作年:2001年
       公開年:2002年

 【監督】   リドリー・スコット

 【製作】   ジェリー・ブラッカイマー
         リドリー・スコット

 【出演】   ジョシュ・ハートネット (エヴァーズマン)
         ユアン・マクレガー (グライムズ)
         トム・サイズモア (マックナイト)
         サム・シェパード (ギャリソン)
         エリック・バナ (フート)
         オーランド・ブルーム (ブラックバーン)
         ウィリアム・フィクトナー (サンダーソン)
         ユエン・ブレンナー (ネルソン)
         ジェイソン・アイザックス (スティール)
         ジョニー・ストロング
         ロン・エルダード
         ジェレミー・ピヴェン
         ヒュー・ダンシー
         ガブリエル・カソーズ
         キム・コーツ
         ジェリコ・イヴァネク
         グレン・モーシャワー
         ブレンダン・セクストン三世
         リチャード・タイソン
         ブライアン・ヴァン・ホルト
         ニコライ・コスター・ワルドウ
         スティーヴン・フォード
         トーマス・グイリー
         エンリケ・ムルシアーノ
         ラザーク・アドティ
         カーマイン・ジョヴィナッツォ

 【Zero的評価】 1800円

 【リピート率】  ★★★★★

 【見所】   ヘルメットの違い(レンジャー隊・デルタ隊)

 【鑑賞本数】  年間:7作目  通算:10作目


 【 感 想 】

 自分、基本的に映画で苦手なジャンルがありまして、それはまた、別のところでお話をさせていただきますが、その中の一つに戦争映画というのが入っていたりします。

 だけど『ブラックホーク・ダウン』は戦争映画にありがちな、自国の正当性を主張したり、誰かの考えをおしつけるようなところがなく、ただ、事実として、淡々と話を進めていくドキュメンタリー風な仕上げが、より悲惨さと、そして、戦争(むしろ一方的な戦いといったほうが、より的確なのかもしれない)の無意味さを物語っているように思えた。

 特にアメリカがというか、ハリウッド製作の戦争映画の場合「アメリカはこんなにすごいんだぞ」ってのが、見えてしまうというか、押し付けられるので、それだけで、食傷気味っぽくなるんだけど、リドリー・スコットはただものじゃない。

 自分的に気に言っている場面の一つが、最初の方にでてくるアットって名前の武器商が「これは我々の戦いで、あなたたちはくるべきじゃなかった」って、ガリソン少将(アメリカ側)に言うシーン。これをアメリカ製作の映画のセリフで言わせる勇気というのは、生半可なものではないような気がした。

 最初に見たときは目から入ってくる映像に『うわ~』って圧倒されて、えらい映画を見てしまったと正直思った。歴史的にアメリカの汚点ともなるあの戦争は意味があったのか、なかったのか、それは自分にはわからないけれど、でも、こういう形で、個人の主義主張があまり入ってない、淡々とした映画というのは一見の価値があると思う。

 昨今のより面白くするために『凝ってみました~!』と言わんばかりのCGやワイヤーアクションを多用した監督の自己満足映画が増えている中、久々にスタンダードな映画、見ごたえのある映画だったという満腹感を得られました。



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キス・オブ・ザ・ドラゴン

キス・オブ・ザ・ドラゴン      ≪公開時コピー≫
     傷ついた凶器ほど、優しい夢を見る。
     この闘いに愛などいらない――。


       製作国:フランス/アメリカ
       製作年:2001年
       公開年:2001年

 【監督】   クリス・ナオン

 【製作】   リュック・ベッソン
         スティーヴ・チャスマン
         ジェット・リー
         ハッピー・ウォルターズ

 【出演】   ジェット・リー (リュウ)
         ブリジット・フォンダ (ジェシカ)
         チェッキー・カリョ (リチャード)
         ローレンス・アシュレイ
         バート・クウォーク
         マックス・ライアン
         リック・ヤン

 【Zero的評価】 1500円

 【リピート率】  ★★★★

 【見所】   ジェット・リーのアクション

 【鑑賞本数】  年間:6作目  通算:9作目


 【 感 想 】

 ジェット・リーの存在自体はリーサル・ウェポン4から、気になっていた。さらには人づてに『めっちゃいい。』という噂を小耳にはさんでいた『キス・オブ・ザ・ドラゴン』
とりあえず一番最初に思い浮かぶ感想は

 ジェット・リー。サイコー!

 アクションも自前でOK、しかも演技もうまいときたら、文句なしでしょう。

 『キス・オブ・ザ・ドラゴン』でジェット・リーの役どころは、リュウという名の中国警察官。麻薬組織を追って、フランス入り。現地の警察と手を組んで、その麻薬組織を壊滅させようとしているのだが、罠に落とし込まれて、絶対絶命ピーンチ!という状態に陥る。

 フランス警官リチャードはリュウがいいづらくて、勝手にジョニーと名前をつける。リュウがリチャードにむかって『I'mnotJoney』と言い捨てるシーンはお気に入りのシーン。それはさておいて。

 自分と関わりを持ったが故に死なせてしまう人がいて、そういった状態に陥っても、『ちっくしょ~!』『犯人を暴いて、突き出してやる。』で、大暴れ!銃撃戦も必至というパターンが割と一般的(?)にありがちなのだが、違う。

 確かに犯人グループは銃をがんがんぶっぱなして、ジョニー君を捕まえるためには手段を選びません!っていう状態なのに、ジョニー君は銃もないし、武器といえる武器は自分の身一つ。静的な怒りで、悪態をつくではなく、むやみやたらに銃を撃ち放すでもなく、めらめらと体から放つ怒りのオーラとともに、悪にたち向かう。そんな感じなのである。

 そして何よりも、警察(本来であれば悪を壊滅する立場にあるもの)と、逃亡者(悪である立場のもの)がおり、悪であるものは冷静に逃げ、それを追う者は上回る冷静さで対処しなくてはならないものなのに、全くそうではない・・・という意外性がまた、たまらない面白さなのである。



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スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス

      ≪公開時コピー≫
     すべての伝説には、始まりがある。
     


       製作国:アメリカ
       製作年:1999年
       公開年:1999年

 【監督】   ジョージ・ルーカス

 【製作】   リック・マッカラム

 【出演】   リーアム・ニーソン (クワイ=ガン・ジン)
         ユアン・マクレガー (オビ・ワン=ケノービ)
         ナタリー・ポートマン (アミダラ王女)
         ジェイク・ロイド (アナキン・スカイウォーカー)
         イアン・マクディアミッド (パルパティーン元老院議員)
         ペルニラ・アウグスト (シミ・スカイウォーカー)
         ヒュー・クァーシー (パナカ隊長)
         アーメッド・ベスト (ジャー・ジャー・ビンクス)
         アンソニー・ダニエルズ (C-3PO)
         ケニー・ベイカー (R2-D2)
         テレンス・スタンプ (バローラム最高議長)
         レイ・パーク (ダース・モール)
         サミュエル・L・ジャクソン (メイス・ウィドゥ)
         オリヴァー・フォード・デイヴィス (シオ・ビブル)
         ワーウィック・デイヴィス (ウォルド)
         フランク・オズ (ヨーダ)
         ソフィア・コッポラ
         キーラ・ナイトレイ

 【Zero的評価】 100円

 【リピート率】  ★★

 【見所】   若いヨーダ

 【鑑賞本数】  年間:5作目  通算:8作目


 【 感 想 】

 SF映画の代表的な存在『スター・ウォーズ』

 自分、年の割に古い映画知っている部類だと思っていたのを認識改めました。スターウォーズってどんな映画だった?と、かなりの勢いで理解できないことが多々あり、普通に見ていて、『は?』『だれ?』と思ってしまいました。

 結構飛び飛びで見ていたからっていうのもあるんだけれど、基本的にエピソード1って、何が、エピソード1なのか、前知識がなくて、いわゆるスター・ウォーズシリーズの流れなんだろうなって思っていて、だけど、あまりにも知っている名前がなくて『???』って思っていて、翌日、人づてに、エピソード1はアナキンがルークの父親で、父親の若かりし頃の話だって知って、納得しました。

 必ずしも映像技術が向上すること=面白さが増すというわけではないというのが、正直な感想。独創的なキャラクターや、目を見張るシーン。確かに見ごたえはあった。『お~』と真剣に、見入った部分もあった。でも、それだけ。なんだよね。

 ルーク世代のスター・ウォーズを観終わった後の『ドロン』とした感じはなかった。うまく言葉にできないんだけれど、これはすごい映画を観た!という満足感というか。

 とはいっても、しつこいようですが、飛び飛びに見ていたがゆえに、ストーリーに関しては今みっつくらい把握しておりませんので・・・。

 ええと、とりあえず、話わからないのが悔しいので、スター・ウォーズシリーズ制覇してやると心に誓ったのは内緒の話です。



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LOVE SONG

LOVE SONG      ≪公開時コピー≫
     会いたい。会いたい。
     ただあなたに会いたい。


       製作国:日本
       製作年:2001年
       公開年:2001年

 【監督】   佐藤信介

 【出演】   伊藤英明 (松岡)
         仲間由紀恵 (彰子)
         一條俊 (哲矢)
         原沙知絵 (千枝)
         津田寛治 (石川)
         坂本真 (哲矢の同級生・高橋)
         三輪明日美 (彰子の同級生・和美)
         石堂夏央 (美代子)
         奥貫薫 (香織)
         長谷川朝晴 (自転車の青年)
         六角慎司 (レコード屋の店員)
         石倉力 (小林)
         マギー (鈴木)
         木下明水 (小野)
         坂田聡 (岩間)
         ジョビジョバ

 【Zero的評価】 100円

 【リピート率】  ★★

 【見所】   尾崎豊のライブシーン

 【鑑賞本数】  年間:4作目  通算:7作目


 【 感 想 】

 ハリウッド映画によくある『これでもか、これでもか~』って押し寄せる試練や困難、非現実的な偶然に派手な効果音もなく、淡々と、そして、ゆっくりと主人公の気持ちによりそうように話は展開する。

 レコード屋の店員松岡に淡い思いを抱く彰子(あきこ)。
 いつか自分の好きなレコードだけを置いた店を開くんだ。そう言って、夢を実現させるべく上京する松岡。
 同級生と『松岡』探しの旅にでる彰子。松岡の友人を通して、彰子の知らない『松岡』の姿が浮き彫りにされていく。

 『どうせ。』
 そんな言葉でつまらない人生を送っている自分をごまかす松岡に、現在進行形でつまらない人生を歩んでいる自分とが重なる一方で、自分の思いを信じつきすすむ彰子にまぶしさを感じる。

 「もう、オススメされたんですけれど。」
 そんな、彰子の一言。高校生特有の生意気な物言いに、自分の同時代のことが重なる。
 理由もなく不機嫌だった高校時代。何か胸のあたりに懐かしさがこみあげてくる。

 「松岡さん」に会えると信じて、そして、人づてにきく松岡の人となりに『そんな人じゃない』と信じる彰子。根拠のない自信。そういえば、そんなことを口癖にしていた自分がいた。いつの頃のことだったか…。

 すごく考えさせられるとか、心のどこかに爪をたてられる・・・そんな感じはないけれど、『見たんだ!!』というお腹いっぱいな感じではなく、ちょうどいい腹八分目な感じ。

 過去の『自分』と現在の『自分』が彰子と松岡に重なり、見ていて胸苦しい思いが込み上げてくる。だけど、決していやな思いではなく、何かそのまま暖めておきたいような気持ちになる。



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バトル・ロワイヤル 特別篇

バトル・ロワイヤル 特別篇      ≪公開時コピー≫
     神様。
     冗談だったら、やめてください


       製作国:日本
       製作年:2001年
       公開年:2001年

 【監督】   深作欣二

 【出演】   藤原竜也 (七原秋也)
         前田亜季 (中川典子
         日下慎 (赤松義生)
         松沢蓮 (飯島敬太)
         西村豪起 (大木立道)
         山口森広 (織田敏憲)
         山本太郎 (川田章吾)
         安藤政信 (桐山和雄)
         小谷幸弘 (国信慶時)
         大西修 (倉元洋二)
         増田裕生 (黒長博)
         郷志郎 (笹川竜平)
         高岡蒼佑 (杉村弘樹)
         島田豊 (瀬戸豊)
         内藤淳一 (滝口優一郎)
         広川茂樹 (月岡彰)
         本田博仁 (新井田和志)
         柴田陽亮 (沼井充)
         横道智 (旗上忠勝)
         塚本高史 (三村信史)
         新田亮 (元渕恭一)
         佐野泰臣 (山本和彦)
         木下統耶子 (稲田瑞穂)
         石川絵里 (内海幸枝)
         池田早矢加 (江藤恵)
         嶋木智実 (小川さくら)
         三原珠紀 (金井泉)
         金澤祐香利 (北野雪子)
         加藤操 (日下友美子)
         三村恭代 (琴弾加代子)
         日向瞳 (榊祐子)
         永田杏奈 (清水比呂乃)
         柴咲コウ (相馬光子)
         石井里弥 (谷沢はるか)
         栗山千明 (千草貴子)
         野見山晴可 (天堂真弓)
         花村怜美 (中川有香)
         神谷涼 (野田聡美)
         井上亜紀 (藤吉文世)
         金井愛砂美 (松井知里)
         関口まい (南佳織)
         馬場喬子 (矢作好美)
         美波 (川田の恋人・慶子)
         山村美智子 (レポーター)
         谷口高史 (七原の父)
         深浦加奈子 (バスガイド)
         宮村優子 (ビデオのお姉さん)
         岩村愛 (前回優賞者の少女)
         竜川剛 (安城三尉)
         中井出健 (林田先生)
         片岡礼子 (光子の母)
         諏訪太朗 (中年の男)
         利根川鈴華 (幼い頃の光子)
         ビートたけし (教師キタノ)
         前田愛 (キタノの娘)

 【Zero的評価】 320円

 【リピート率】  ★★★

 【見所】   キタノのきれっぷり

 【鑑賞本数】  年間:3作目  通算:6作目


 【 感 想 】

 クラス42名全ての死に際を見せるのは難しい。
見終わった後も視覚から入ってくる映像処理に頭が追いついてなくて『?』という感じが残る。

 ただ、七原秋也が「何で簡単に殺しあうんだよ」って真剣に叫ぶその気持ち、人の命って、そんなに簡単に奪いあっていいもんじゃねえだろっていうのは理解できる。
命令されたからって、生き残ったモンだけ、家に帰られるって言われて、じゃあ殺しますって、そんなに簡単なもんじゃないだろ!って、自分も思う。
だけど、川田が「おまえは甘い」って、「このゲームを終わらす方法。心中してまえ」って言う気持ちもわかる。

 自分があのクラスの中にいて、殺し合いをしてください。勝った人だけが帰れますっていわれたとしたら、どうするのかなって思った。
多分、自分は生きることに対する執着があまりないから、『生き残れたらラッキーだよね。』ぐらいに頑張るような気がするけど、どたんばになって、生きたい根性でちゃうかもしんないし、そうなった時、誰を信用して、どんな行動とるんだろうって、そんな自分に興味があったりする。

 あそこまで露骨に人殺しを描写する必要ってあるのかなって思うけれど、自分が一等大切な人と一緒に見て、どうする?って、話をしてみる価値はあるかもしれないと思った。
きっと、自分は根性ないし、人に対する執着とかホントにないからさ、何事もテキトーな人間だから、一等大切な人ってのも今のところないし、だから、なんていうか、『友情』とか、『愛情』とかそういうのの大切さみたいなのを、そんな言葉で片付けたくないけど…。だけど、そういうものって何かあるのかなと、あるといいなと、この映画を観て思った。



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オーシャンズ11

オーシャンズ11      ≪公開時コピー≫
     ハリウッド史上最強の犯罪ドリームチーム
     


       製作国:アメリカ
       製作年:2001年
       公開年:2002年

 【監督】   スティーヴン・ソダーバーグ

 【製作】   ジェリー・ワイントローブ

 【出演】   ジョージ・クルーニー (ダニー・オーシャン)
         ブラッド・ピット (ラスティ・ライアン)
         ジュリア・ロバーツ (テス・オーシャン)
         マット・デイモン (ライナス・カルウェル)
         アンディ・ガルシア (テリー・ベネディクト)
         ドン・チードル (バシャー)
         エリオット・グールド (ルーベン・ティシュコフ)
         カール・ライナー (ソール・ブルーム)
         ケイシー・アフレック (バージル・モロイ)
         スコット・カーン (ターク・モロイ)
         エディ・ジェイミソン (リビングストン・デル)
         バーニー・マック (フランク・カットン)
         シャオボー・クィン (イエン)
         レノックス・ルイス
         ウラジミール・クリシュコ
         ラスティ・メイヤーズ

 【Zero的評価】 100円

 【リピート率】  ★★

 【見所】   ジュリア・ロバーツの落ちぶれっぷり

 【鑑賞本数】  年間:2作目  通算:5作目


 【 感 想 】

 豪華キャストに期待し観るものにあたりがないとうことをしばし、忘れてた自分。観終わった後に『後悔』の二文字が頭の中をよぎったのは自分だけかと、劇場の席をたつ人々の顔をうかがい見ると、どうやら同じような感想を抱いた人が多かったようだ。

 率直な意見としては、『ハリウッド、無駄な金かける予算があるなら、もうちょっとましな映画を作ってくれ…。』といったところだが、それはさておくとして。

 ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・ディモン、アンディ・ガルシア、ジュリア・ロバーツと華麗ななる面々、キャストは豪華。

 昨今、必ず誰かが殺される殺伐とした映画が多い中で、誰一人殺されもせず、血を観ることもなく、大変希少な映画であることは事実である。だが、これほど退屈な映画も希少であるのも、また、事実。

 そもそも『オーシャンズ11』というのは『オーシャンズと11人の仲間たち』のリメイク版だとか。元版の上をゆく娯楽映画を作ろうした監督の趣旨はなんとなく伺えるものがあるのだが・・・。

 自分がこの映画に求めていたもモノは何かと考えると・・・、カジノにある絶対やぶれない強固な金庫から金を奪う、その過程であり、結果であって、それを遂行するためのメンバーの紹介であったり、人間的な背景といったものは二の次。

 だからこそ、メンバーが集まり、いざ、金庫から金を奪う段になり、そんなにあっさりと?という、不満めいたものを抱いてしまうのである。せめてこの映画の売りが、オーシャンと仲間たちの成功談であるのであれば、ここまで不満を抱かない。カジノから金を奪う・・・それを売りにする限りは、見せ場を見誤ってしまっては元も子もない。

 余談だけど、白い服の上に白い文字は見えません・・・。



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バニラ・スカイ

バニラ・スカイ      ≪公開時コピー≫
     人はさらなる夢に手を伸ばす
     それがたとえ悪夢であっても・・・


       製作国:アメリカ
       製作年:2001年
       公開年:2001年

 【監督】   キャメロン・クロウ

 【製作】   トム・クルーズ
            ポーラ・ワグナー

 【出演】   トム・クルーズ (デヴィッド・エイムス)
         ペネロペ・クルス (ソフィア)
         カート・ラッセル (精神科医マッケイブ)
         キャメロン・ディアス (ジュリー)
         ジェイソン・リー (ブライアン)
         ジョニー・ガレッキ
         W・アール・ブラウン
         ジェニファー・アスペン
         アリシア・ウィット
         ノア・テイラー (エドマンド・ヴェンチュラ)
         ティルダ・スウィントン

 【Zero的評価】 50円

 【リピート率】  ★

 【見所】   映像美と音楽

 【鑑賞本数】  年間:1作目  通算:4作目


 【 感 想 】

 予告で見かけた、人のいない通りをトム・クルーズががーっと走る所は見ごたえがありました。それと、映像の撮り方はかなり好みで、カット割とか、構図とか、そういった面はへぇ、こんな表現の仕方があるんだと、いい意味で勉強になりました。

 元祖いい男=トム・クルーズだけあって、キャメロン・ディアス、ベネロペ・クルスとからんでいるシーンは見ごたえあり。
 今をときめくベネロペ・クルスは、ちょっとはにかんだ感じの笑顔にディビッドだけでなく、トム・クルーズもくらくら!?と邪心ながら思ったぐらいにして、大根役者だと思っていたキャメロン・ディアスはかなりいい感じでクレージーぶりというか、嫉妬に狂ったおねえちゃんぶりを演じていて、認識あらためましたです。

 それと、インテリアセンスもかなりいけていて、理想的な金持ちアメリカ人、名誉も地位もあります系な仕立てが憎いね。
 人が必ずする行動パターン(ex.時計はここにおく。とか。)にもこだわっていて、かなり人間像的に掘り下げて作られた手の込んだ感じが自分的にヒット。

 話的に過去と現在いったりきたりの時間軸入れ混じり、時間感覚おかしくなる系の話で自分的には大好きなんだけれど、頭悪い分話を理解するのにやや時間がかかりました。

 話そのものが、つめこみすぎだったなとも感じられて、中途半端なサスペンス仕立てが、いただけなかった。途中でもしや…と思っていたことが、結末でオチてしまい、興ざめした部分もあったことは事実と記しておこう。

 話の展開として、言いたいことはいくつかあるんだけれど、映像と音楽は必見の価値あり。



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A.I.

A.I.      ≪公開時コピー≫
     デイビッドは11歳体重27キロ身長137センチ
     その愛は真実なのに その存在は、偽り


       製作国:アメリカ
       製作年:2001年
       公開年:2001年

 【監督】   スティーヴン・スピルバーグ

 【製作】   ボニー・カーティス
         キャスリーン・ケネディ
         スティーヴン・スピルバーグ

 【出演】   ハーレイ・ジョエル・オスメント (デイビッド)
         フランシス・オコナー (モニカ・スウィントン)
         ジュード・ロウ (ジゴロ・ジョー)
         サム・ロバーズ (ヘンリー・スウィントン)
         ブレンダン・グリーソン (ジョンソン)
         ジェイク・トーマス (マーティン)
         ウィリアム・ハート (ホビー博士)
         デイヴィー・チェイス
         ベン・キングズレー (ナレーション)
         ロビン・ウィリアムズ (ドクター・ノウ)
         メリル・ストリープ (ブルー・フェアリー)


 【Zero的評価】 0円

 【リピート率】  ★

 【見所】   ジュード・ロウのジゴロっぷり

 【鑑賞本数】  年間:3作目  通算:3作目


 【 感 想 】

 珍しく映画館に足を運んで見た「A.I」スピルバーグ監督だし、スタンリー・キューブリック企画だしと期待に、期待を重ねて見に行った。結果を先に申し上げあると、金と時間を返せ~!

 同時期に公開されたメトロポリスとこれと、どちらも大好きな「手塚治虫」ワールド展開系だと思っていたし、近未来、ロボットとくれば鉄腕アトムが頭によぎる。それがスピルバーグの味付けで見れるなら、これほど贅沢なことはないと思っていたのだが・・・、スピルバーグ監督に対する認識そのものが間違っているのかもと思い始めている今日この頃デス。

 愛をインプットされた最初の少年方次世代ロボットとして誕生したデイヴィッド。彼を受け入れたのは、開発した会社の従業員夫婦。一人息子が不治の病に冒されているらしい。自分の息子が生きる見込みがないからといって、代用品ばりにロボットを投入。しかも、息子が生き返ってきた途端、ポイ捨て。それってどうよ!とツッコミ満載のはじまり。

 捨てられたデイヴィットとスーパートイのテディ、ジゴロ・ロボットのジョーの3人(体?)の旅がはじまるわけなんだが・・・。

 ロボットは多分、人類の未来の夢なんだと思う。実際のところ。だから、アシモをはじめ開発されているんだと思うんだけれど、その用途ってどこにあるんだろう。映画の質そのものは満足できなかったけれど、安易に開発を進めるロボット産業への皮肉と、人の身勝手さを伝えたいのかなと思ってみたり。

 たとえ人工知能で人とほぼ同等に感情を表現することができるとして、人はどこまでロボットに応える事ができるのだろう。憎しみや怒りといった感情はどうなるのだろう。人に都合よく作られたロボットは何なんだろう。人の代用品?

 ええと、金返せと思った瞬間って実はラストなんだよね。せっかく盛り上げてきたのに、そのオチとは…とかなり力が抜けました。もう少しひねろうよ。スピルバーグ監督…。



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逃亡者

逃亡者      ≪公開時コピー≫
     逃げる。追う。
     愛と無実をかけた追跡が、いま始まる。


       製作国:アメリカ
       製作年:1993年
       公開年:1993年

 【監督】   アンドリュー・デイヴィス

 【製作】   アーノルド・コペルソン

 【出演】   ハリソン・フォード (リチャード・キンブル医師)
         トミー・リー・ジョーンズ (サミュエル・ジェラード捜査官)
         ジュリアン・ムーア (アン・イーストマン医師)
         ジェローン・クラッベ (チャールズ・ニコルズ医師)
         ジョー・パントリアーノ (コズモー)
         アンドレアス・カトスラス (フレデリック)
         セーラ・ウォード (ヘレン・キンブル)
         トム・ウッド (ニューマン)
         ダニエル・ローバック (ビッグス)
         L・スコット・コードウェル (プール)
         ロン・ディーン (ケリー刑事)
         ミゲル・ニーニョ (警官)


 【Zero的評価】 320円

 【リピート率】  ★★★

 【見所】   ジェラードの粘着質な捜査

 【鑑賞本数】  年間:2作目  通算:2作目


 【 感 想 】

 テレビシリーズからの映画化らしい「逃亡者」。元ネタを知らないから比較のしようもないが、警察モノが大好きな自分としてはニヤリとさせられる一作。逃げるハリソン・フォード。追いかけるトミー・リー・ジョーンズ率いるマーシャルチーム。大好きな警察モノに大好きなチームものと来ればよだれが止まりません。かなりお気に入りです。

 妻殺しの容疑を晴らすべく逃亡を続けるリチャード・キンブルと、執拗な追跡を続けるジェラード警部。この二人を主軸に話は展開する。

 なりふり構わずに―落ち葉に身をつつんで寝たり、下水道走ったり、滝から落ちたり、体張って―逃げるリチャード。演じるハリソン・フォード。若くないから、ムリしたらダメだよと思ってみたりする。謎解き系だから全体的にシリアスなのだが、病院に潜り込み、患者のご飯を横取りしたり服を拝借したりするシーンには思わず笑いがこぼれた。

 対するジェラード捜査官。狙った獲物は逃さないという姿勢にハイエナがかぶった。むしろシェパード?警察犬?それはさておき。U.S.マーシャルチームもジェラードの執拗さには苦笑い。失敗すれば怒られるからというのも多分にあるのだろうが、ジェラードを尊敬していたり、仕事に熱意を持っていたり、理由は様々だろうが、リチャード捜しに真剣に取り組んでいる。信頼することができて、言いたいことを言い合える上司と部下の関係は羨ましい。その上いい上司にめぐり合えても、仲間にめぐりあえないことだってある。思うところはあるだろうが、U.S.マーシャルチームは上司にも恵まれ、仲間にも恵まれているから、あこがれる職場ではある。それは個人の能力の高さと適材適所がなされているからなのだろう。

 執拗にリチャードを追いかけるジェラード。追いかけるうちに真実が見えてくる。すばやい状況判断と冷静な思考力。リーダーになるべくしてなったリーダー。どんな風にしてこうなったのか知りたくなる。



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リーサル・ウェポン

リーサル・ウェポン       ≪公開時コピー≫
     究極を超え絶対死をもたらす≪人間兵器≫
     人は奴を≪リーサル・ウェポン≫と呼ぶ!


       製作国:アメリカ
       製作年:1987年
       公開年:1987年

 【監督】   リチャード・ドナー

 【製作】   リチャード・ドナー
         ジョエル・シルヴァー

 【出演】   メル・ギブソン (リッグス)
         ダニー・グローヴァー (マータフ)
         ゲイリー・ビューシイ (ジョシュア)
         ミッチェル・ライアン (将軍)
         トム・アトキンス (マイケル)
         ダーレン・ラヴ (トリッシュ)
         トレイシー・ウルフ (リアン)
         エド・オロス (メンデス)
         アル・レオン
         グランド・L・ブッシュ
         スティーヴ・カーン
         ドン・ゴードン

 【Zero的評価】 1800円

 【リピート率】  ★★★★★

 【見所】   リッグスとマータフの漫才っぷり

 【鑑賞本数】  年間:1作目  通算:1作目


 【 感 想 】

 なぜか自分は幼い頃から刑事モノが好きで映画・ドラマ、さらには東西問わず、かなりの数を観てきているそんな中でも、繰り返し何度も何度もあきるほど見ている作品の一つが『リーサル・ウェポン』である。

 「また、見るの?」「そんなに面白いの?」と問われると、必ず「まずは見て!」と答えることにしている。見てもらった上で、面白さを語るとしたら、まずは主人公二人、死にたがりやのリッグスと家族思いで情に厚いマータフ、この二人のやりとりの秀逸さである。

 白人と黒人のコンビ-肌のカラーが異なる二人がお互いを信頼するまでの過程-や、麻薬を取り扱った話など、それこそベースになっているストーリー設定というのははいて捨てるほどある、ありきたりな設定、ありきたりなストーリーである。
 なのにもかかわらずこれほど魅力的なものに感じられるのは、主人公の二人の人とやりとりと、会話の面白さがあげられる。

 話そのものは結構シリアスなものである。世界中にはびこる悪の一つ麻薬を巡る問題。今も尚、アメリカという国全体が後遺症をひきずっているベトナム戦争の陰。
 それをことさら深刻な問題にするでなく、時にはコミカルに、時にはシリアスに描いてく様は、さすが見せ所を押さえているリチャード・ドナーの手腕。アクションもあり、ヒューマンドラマもあり、見所満載のこの映画を緩急つけた展開で、観るものを虜にするのである。

 人はありきたりな『勧善懲悪ドラマ』というかもしれない。だけど、そのありきたりなものを最後の最後まで飽きさせずに見せてくれる映画というのは数少ない。

 何よりもこの『リーサル・ウェポン』は次々と起こる事件、駆けずり回るリッグスとマータフが行き着くところのラストが『いい』のである。自分はこのラスト・シーンが見たいがために、また、手が伸びてしまうのである。



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