ZeroCinema -45ページ目

トレーニング・デイ

トレーニング デイ      ≪公開時コピー≫
     新人刑事の勤務初日
     彼とあなたの正義が試される24時間


       製作国:アメリカ
       製作年:2001年
       公開年:2001年

 【監督】   アントワーン・フークア

 【製作】   ロバート・F・ニューマイヤー
         ジェフリー・シルヴァー

 【出演】   デンゼル・ワシントン (アロンゾ・ハリス)
         イーサン・ホーク (ジェイク・ホイト)
         スコット・グレン (ロジャー)
         エヴァ・メンデス (サラ)
         シャーロット・アヤナ (リサ・ホイト)
         トム・ベレンジャー スタン)
         スヌープ・ドッグ (ブルー)
         ハリス・ユーリン (ダグ)
         レイモンド・J・バリー (ルー)
         クリフ・カーティス (スマイリー)
         レイモンド・クルツ (スニッパー)

 【Zero的評価】 200円

 【リピート率】  ★★★★

 【見所】   「羊」なイーサンと、「狼」なデンゼル。

 【鑑賞本数】  年間:19作目  通算:40作目


 【 感 想 】

 トレーニングデイのタイトル通り、訓練の日。交通課あがりの新米刑事ジェイクがようやく私服刑事となった第一日目。

 多分、下町育ちと思われるギャングもどきの刑事アロンゾを演じるデンゼル・ワシントン。今まで割と善人系の役が多かったが、話し方も変え、ブラック系ギャングっぽくなっているからすごい。ぱっと聞いた感じ頭悪そうなしゃべりなんだけど・・・。

 一方のジェイクは育ちのよい、白人刑事。裕福ではないがしっかりと育てられた風。世にすれていない感じがでていて、こっちもうまいな。正義感が強い。それは結構。でも、世の中って正義の二文字で裁けないことがたくさんある。それを例え、聖職と呼ばれる職業であっても、悪ははびこっているし、悪を悪だと訴えてみても、訴えた本人がつぶされることだってあるわけだし、そんなに人生簡単じゃないってのを当たり前のように思ってしまった。

 どう観るかは個人の自由のだからさておくとして、自分は、あくまでも個人的な取り方だけど、肌のカラーって簡単に片付けることができないなと思った。

 育った条件が同じであっても肌の色が白か黒か、それだけで扱いが全然違う。映画やドラマなんて、よりわかりやすくするために、特に協調して描いているのは百も承知だけど、カラーズの根性のたくましさってホワイトにはない気がする。肝がすわっているというか、生きることへの執着心が強いというか。

 だからアロンゾは怖かった。どうしようもない人間で権力をもってるからうかつに手がだせなくて、図にのっているすごくイヤなヤツ。

 一匹の狼とひつじの話を例えにしていたけれど、羊たちが角をもって数集まれば狼だって倒せる。倒されてしまった狼はアロンゾ。ジェイクはあくまでも羊でいることを貫いたんだけど、意思の強さや守る家族があるというのもあるだろうけど、落ちれないのはホワイト…からっていうのもあるのかなと三寸ばかり思った。



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ファイト・クラブ

ファイト・クラブ      ≪公開時コピー≫
     ルールその1:
     「ファイトクラブ」のことは誰にも言うな。


       製作国:アメリカ
       製作年:1999年
       公開年:1999年

 【監督】   デヴィッド・フィンチャー

 【製作】   アート・リンソン
         シーン・チャフィン
         ロス・グレイソン・ベル

 【出演】   エドワード・ノートン (ジャック)
         ブラッド・ピット (タイラー・ダーデン)
         ヘレナ・ボナム=カーター (マーラ・シンガー)
         ミート・ローフ・アディ (ロバート・ポールセン)
         ジャレッド・レト (エンジェル・フェイス)
         ザック・グルニエ (リチャード・チェスラー)
         ピーター・ラカンジェロ (ルー)

 【Zero的評価】 320円

 【リピート率】  ★

 【見所】   男くさいファイトシーン。

 【鑑賞本数】  年間:18作目  通算:39作目


 【 感 想 】

 デヴィット・フィンチャー監督でブラッド・ピットがでているぐらいの認識しかなく見てしまったが、「?」ではじまり、「?」で終わった映画だった。

 ファイト・クラブというタイトルから「闘う男たち」の映画だと思ったのだが、確かに「ファイトクラブ」で男たちが素手で殴り合い、蹴りあってはいた。しかし、痛々しいことこの上なし。格闘技が好きな人はたまらないだろうが、ホラー、スプラッタの次くらいに争いごとが苦手な自分は、繰り広げられるファイトに食傷気味。ごちそうさまでした。

 個人的には、過去・現在・未来が入り混じって、時間系列おかしくなる系で決して嫌いじゃないのだが、途中で「あ、ごちそうさまでした。」と見る気をそがれてしまった。それというのは、タイラーが、軍隊のような組織を作り出してからだったりする。

 人間が、人格が崩壊していく様を他人事としてみるのは決して嫌いじゃないけれど、それは内への破壊に限っての話で、外への破壊へ走り始めるとちょっと待てと真剣に思った。何があっても、人様に迷惑というか、実害をもたらしてはいけない。何があっても、だ。もし、それを実行してしまえば、大げさにいえば、ただのテロ行為。小さくいえば、自分の思い通りにならないと癇癪を起こす子どもと一緒。

 とはいえ、最後まで観終わった後に、ふとしたことから牛の胃袋のように記憶を反芻すると、そうか、あのシーンはこれの複線だったのかとニヤリとさせられる。その辺はさすがデビッド・フィンチャー作品だなとも思わずにはいられないが、一歩間違えたらこの映画は、あけてはいけない人の脳内に見入ってしまった…というような後悔というか、後味の悪さが尾をひく。やっぱりデビッド・フィンチャーのなせる技なのかもしれない。

 ファイト・クラブというタイトルにだまされてうかつな気持ちで観ると、えらく脳味噌がやられるので、覚悟して観る必要がある。かもしれない。



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スパイ・ゲーム

スパイ・ゲーム      ≪公開時コピー≫
     ふたりは刃の上を駆け抜ける
     強く命を結び合って。


       製作国:アメリカ
       製作年:2001年
       公開年:2001年

 【監督】   トニー・スコット

 【製作】   マーク・エイブラハム
         ダグラス・ウィック

 【出演】   ロバート・レッドフォード (ネイサン・ミュアー)
         ブラッド・ピット (トム・ビショップ)
         キャサリン・マコーマック (エリザベス・ハドレー)
         スティーヴン・ディレイン (チャールズ・ハーカー / CIA局員)
         ラリー・ブリッグマン (トロイ・フォルガー)
         マリアンヌ・ジャン=バプティスト (グラディス・ジェニップ)
         オミッド・ジャリリ (ベイルートのタクシー運転手ドーメ)
         シャーロット・ランプリング

 【Zero的評価】 50円

 【リピート率】  ★

 【見所】   スパイ養成コース

 【鑑賞本数】  年間:17作目  通算:38作目


 【 感 想 】

 自分からは決して見ることのない映画。その理由。ロバート・レッドフォードもブラッド・ピットも興味ナシ。それに加えて社会派映画は興味ナシ。それでも、人から借りた映画なので、借りたモノは観ずには返せない貧乏根性で観ました。

 やっぱりというか面白味にかける映画でした。久々に寝そうになった。華がない映画だなとぼんやりと考えてみる。結構、金がかかってそうなんだけど、作りが地味。盛り上がりにかけるというか。

 監督誰だ?と思ったら、トニー・スコット。スコット兄弟の片割れだ。リドリー・スコットって確かエイリアンの人?兄弟でも作るモノが全然違うんだなと思ってみたり。

 ロバート・レッドフォードもイマイチつかみ所のない役者。芸歴長いはずなんだけれど、記憶に残っていない。この年代って、デ・ニーロとかアル・パチーノとか大御所なイメージがあるんだけどな。西部劇なイメージなのか。どうも嘘臭い存在が鼻につく。

 ブラッド・ピットもぱっとしない役者。セブンとか、ファイト・クラブとか当たり役もあったけれど、どうも霞みはじめてる気がする。スターだと思ったのだが。やっぱ演技力のなさが致命的なのか。結構、はまる役の時ははまるんだが。脚本に恵まれないのか。

 それともCIAという特殊な世界がなじめなかったのか。どうにもCIAにいいイメージがない。FBIの足ひっぱるとか、ソ連方面に武器とか機密情報流してるイメージが強い。

 スパイ養成の課程はちょっと面白かったな。仕事のあり方を教えられている気分だった。直接見ずに観察するっていうのが、あからさまに観察するのは角立つけれど、周りの状況把握しておくのが仕事の基本だと勝手に思っているだけに。でも、ネイサンのすごさは伝わらなかったな。凄腕。カリスマ的存在という役どころなはずなのに。

 ただ、本当に最後の最後。ラストのシーンはにやりとさせられたな。ここまで来るのに時間かかりすぎの感は否めないけれど。



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スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃

スター・ウォーズ エピソード2      ≪公開時コピー≫
     ジェダイは怒ってはならない。
     憎むことも。愛さえも。


       製作国:アメリカ
       製作年:2002年
       公開年:2002年

 【監督】   ジョージ・ルーカス

 【製作】   リック・マッカラム

 【出演】   ユアン・マクレガー (オビ=ワン・ケノービ)
         ナタリー・ポートマン (パドメ・アミダラ)
         ヘイデン・クリステンセン (アナキン・スカイウォーカー)
         イアン・マクディアミッド (パルパティーン最高議長)
         ペルニラ・アウグスト (シミ・スカイウォーカー)
         アンソニー・ダニエルズ (C-3PO)
         サミュエル・L・ジャクソン (メイス・ウインドゥ)
         クリストファー・リー (ドゥークー伯爵)
         ジミー・スミッツ (ベイル・オーガナ)
         ケニー・ベイカー (R2-D2)
         テムエラ・モリソン (ジャンゴ・フェット)
         ダニエル・ローガン (ボバ・フェット)
         ジャック・トンプソン (クリーグ・ラーズ)
         オリヴァー・フォード・デイヴィス (シオ・ビブル)
         ローズ・バーン (ドルメ)
         アーメッド・ベスト (ジャー・ジャー・ビンクス)
         フランク・オズ (ヨーダ)

 【Zero的評価】 100円

 【リピート率】  ★★

 【見所】   パドメのかわいさ。

 【鑑賞本数】  年間:16作目  通算:36作目


 【 感 想 】

 エピソード1のストーリーをまともに把握していないというのに観てしまったエピソード2。それ以前にスター・ウォーズ自体把握していないという話もあるが。

 話としては若干の前知識を入れておいたために以前よりは、“?”が少なくすんだので、理解度は上回っていると思うのだけれど・・・、やっぱりエピソードシリーズを作る意味が今二つ三つわからなかった。

 そもそも、ラブ・ストーリーとSFとサスペンスを一緒くたにして見せるのは限界があるでしょうルーカスさん。と、言いたくなってしまうのは熱心なスター・ウォーズファンではないからなのか?
 ストーリーとしてはきちんとなりたっているものの、アナキン視点だったり、オビ・ワン視点だったりするために、今ひとつ“話”にのりこめず、すごく遠いところから傍観者気分で観てしまった。

 映画の醍醐味というのは2時間なら2時間と限られた時間の中でいかにストーリーを展開させ、観客に満足感を与えるようなラストにもっていくか・・・というのが勝負だと、勝手に思っているだけに、行き着くところ―アナキンがダースベーダ―卿に変わっていく様―がわかっているものを見せるというのは、犯人のわかっているサスペンスといったところで、面白みにかける。古畑任三郎みたいな見せ方もあるにはあるけれど・・・。

 ヘイデン・クリステンセンのアナキンは頑張ったとは思うのだがやっぱり力不足。大役だよ。アナキン役は。なまじ未来のアナキン、ダースベーダー卿が確立してしまっているから、到着地点のわかっている役どころというのは難しい。エピソード3で一皮むけるかどうかで、今後の役者人生かかってるっぽくなってるよな。負けるな。ヘイデン・クリステンセン。

 しかし、パドメ役のナタリー・ポートマンはかわいい。正義感の強い青臭いところも許せてしまうかわいさがある。パドメの行方だけは気になる。エピソード3で出番が増えるといいな。



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少林サッカー

少林サッカー      ≪公開時コピー≫
     君はまだ、究極のサッカーを知らない。
     


       製作国:香港
       製作年:2001年
       公開年:2002年

 【監督】   チャウ・シンチー
         リー・リクチー

 【製作】   チャウ・シンチー
         イェング・クウォクファイ

 【出演】   チャウ・シンチー (シン)
         ン・マンタ (ファン)
         ヴィッキー・チャオ (ムイ)
         パトリック・ツェー (ハン)
         カレン・モク
         セシリア・チャン
         ヴィンセント・コック
         ウォン・ヤッフェイ
         チン・グォクン
         チャン・クォックワン

 【Zero的評価】 50円

 【リピート率】  ★

 【見所】   ヴィッキー・チャオの変身っぷり

 【鑑賞本数】  年間:15作目  通算:36作目


 【 感 想 】

 2002年。日本ほどワールドカップに浮かれた国はないに違いない。そんな日本でヒットしたサッカー映画ということで、期待満々で観た『少林サッカー』。正直なところ、久しぶりの『時間返せ』映画でした。

 あまりのくだらなさに見ることすら放棄しかけたこの作品『監督の自己満足映画』(と勝手に定義つけているのだが。)直行。

 見え見えのワイヤーアクションにわかりすぎるほどわかりやすいCG。ある意味、ここまでわかりやすい作りに徹していることに感服するものがある。とはいえ、そういったチープなつくりも、しつこすぎると品がなく、笑いより、痛々しさを感じずにはいられない。これでもか、これでもかと続く少林寺拳法とサッカーの融合シーンは、あまりにも長く、そして、ワンパターンのため、あきあきとさせられる。荒唐無稽映画として、腹を抱えて笑わせてもらえるかと、期待して見たが、そこにあったのは中途半端なアクションと、品のなさと、監督の自己満足。

 面白いとの評価が世間一般で多いだけに、多分、自分の感覚が特殊なんだろうとは思うけれど。よくよく考えると、自分はドリフやダウンタウン等のなお笑いが大嫌いな人間である。あの人を貶めて笑いをとる手法が好きになれないのである。だから、少林サッカーも受け入れられないんだと思う。

 シンのはちゃめちゃさは別に嫌いじゃない。少林寺拳法が好きな様は結構好きだったりする。ただ、酒場で兄貴分が瓶で頭を何度も何度も殴りつけられる姿は痛々しかったし、シンに好意をよせるムイが一生懸命、きれいになろうとする姿が痛々しかった。ありえないお化粧は笑いをとるためだけに誇張しているとしか思えず、人を貶めて笑いをとるようにしか見えなかった。

 品のいい映画が好きだと言いたいわけではなくて、チャウ・シンチーの本意はどこにあるかはわからないけれど、人を貶めて笑わせる様や人の思いを踏みにじる様な行為が受け付けなかった。



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ユー・ガット・メール

ユー・ガット・メール      ≪公開時コピー≫
     ニューヨークの片隅、他人のふたり、
     運命のいたずらは一通のEメールから始まった…。


       製作国:アメリカ
       製作年:1998年
       公開年:1999年

 【監督】   ノーラ・エフロン

 【製作】   ノーラ・エフロン
         ローレン・シュラー=ドナー

 【出演】   トム・ハンクス (ジョー)
         メグ・ライアン (キャスリーン)
         グレッグ・キニア (フランク)
         パーカー・ポージー (パトリシア)
         ジーン・ステイプルトン (バーディー)
         スティーヴ・ザーン (ジョージ)
         ダブニー・コールマン
         ジョン・ランドルフ
         デイヴ・チャペル (ケヴィン)
         ハリー・ハーシュ

 【Zero的評価】 200円

 【リピート率】  ★★★

 【見所】   ゴッドファーザーとボクシングの関係。

 【鑑賞本数】  年間:14作目  通算:35作目


 【 感 想 】

 Eメールという顔の見えないコミュニケーションツールをうまく用いた恋愛モノという印象がある。

 メグ・ライアン演じるキャスリーンのメールフレンドに対するドキドキ感、どんどん恋に落ちていく様子やジョン・フォックスに顔をあわせる度に徹底的にいやぁな顔したりするあたり、恋する女を演じりゃ一番!のメグ・ライアンと実感する。

 一方でトム・ハンクス演じるたとえ相手が女といえども、ビジネスとあらば手をゆるめない敏腕営業マン・ジョン・フォックスが、キャスリーンと出会うことによって、相手をつぶす罪悪感とか、ふとしたことからメールフレンドの正体を知ってしまい、"嫌い"から"好き"にさせるために手を打つ姿が大の男らしくなくて、どこか愛らしくすらあった。

 子供たちのために絵本や児童書といったものに心をつくすキャスリーンの様子は、読み聞かせなどに興味ある方にはオススメかもしれない。作中であるおばあさんだったかが『あなたのお母さんのことは今でも覚えていますわ』みたいなことをいうんだけれど、そういうお店があまりなくなってきてしまった分、すごいラッキーな出会いをしたなこの人と思ったし、キャスリーンが『店がなくなっても、お客様の心の中に残る』と店の人に言う姿なんかは、お店を愛しているからこそ言えるセリフだな・・・と、会話のやりとりにうなずくシーンが何箇所かあった。

 実際にそうそう都合よくメールフレンドから、恋人に昇進できるものか?とも思ったりもしたけれど、そこは映画の世界、多少は目をつぶるとして、過剰なラブ・シーンもなく、言葉をうまくつかった大人なお話。昨今のわかりやすい単純な恋愛モノが量産されている中では検討作品。



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追跡者

追跡者      ≪公開時コピー≫
     あれから5年、いま「追跡者」が、
     あの「逃亡者」にせまる!


       製作国:アメリカ
       製作年:1998年
       公開年:1998年

 【監督】   スチュアート・ベアード

 【製作】   アーノルド・コペルソン
         アン・コペルソン

 【出演】   トミー・リー・ジョーンズ (サム・ジェラード連邦筆頭副保安官)
         ウェズリー・スナイプス (マーク・シェリダン)
         ロバート・ダウニー・Jr (ジョン・ロイス)
         ジョー・パントリアーノ (コズモ・レンフロ)
         ダニエル・ローバック (ビッグス)
         トム・ウッド (ニューマン)
         イレーヌ・ジャコブ (マリー)
         ケイト・ネリガン
         ラターニャ・リチャードソン (クーパー)
         マイケル・ポール・チャン

 【Zero的評価】 320円

 【リピート率】  ★★★★

 【見所】   ビッグバードなトミー・リー・おじちゃん。もしくは、マーシャルチームのすごさ。

 【鑑賞本数】  年間:13作目  通算:34作目


 【 感 想 】

 「追跡者」はハリソン・フォード主演で製作された「逃亡者」の続編。前作が逃げる側の視点で作られたものに対し、今度は追う側の視点で作られたのが、よくある続編モノとは趣向が違いやるなと思った。

 ジェラード捜査官率いるマーシャルチーム(むしろジェラードチーム)は健在で、上司に軽口を叩く不遜な部下はいるし、人使い荒いと文句たらたらな部下はいるし、ぱっと見デコボコチームな印象を受けるが、やるときはやるという気概は好きだ。

 今回はニューフェースとして、外交保安局捜査官のロイスが加わるが、どこか胡散臭さをぬぐえず、コズモはじめ部下たちは強い反発を見せる。それをうまくなだめるサムの手腕は上司として、この人の下でなら働きたいと素直に思える。

 もっとも、サムはトップの割には腰が軽い人。捜査の一環でビッグバードの気ぐるみの中に入ってしまう。あれは似合っていなかった。犯罪者の護送中に墜落した飛行機の中でも、自分の身を助ける前に、犯罪者たちを救出する姿は人としてかっこいい。しかし、その後コズモに差し入れられた紫色のトラックスーツは似合っていなかった。

 所詮映画の中といってしまえばそれまでなのが、トップにたつものは私情に走らないモノという認識があったが、サムは「俺は仕事に私情を持ち込む」と明言している。仕事柄、部下の死にぶち当たることもある。それを仕事で片付けずに、敵をとってやるという姿勢は仕事上では問題はあるかもしれないが、一人の人して、かっこいい。だから、部下も文句はいいつつもジェラードについていってしまうんだなと一人納得してみる。

 私利私欲の為の私情じゃなくて、失った者を尊重する為の私情。怒りや憎しみで動くとロクなことがないことを知っていて、敢えてそれをとる姿が潔くてかっこいい。こういう人の下でなら働きたいとしつこいようだが思う。

 余談ですがサム・ジェラードと鬼平こと長谷川平蔵って似ていると思いませんか?



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卒業白書

卒業白書      ≪公開時コピー≫
     大学入試も女も金も
     あたって砕けろ!


       製作国:アメリカ
       製作年:1983年
       公開年:1984年

 【監督】   ポール・ブリックマン

 【製作】   ジョン・アーヴネット
         スティーヴ・ティッシュ

 【出演】   トム・クルーズ (ジョエル)
         レベッカ・デモーネイ (ラナ)
         カーティス・アームストロング (マイルズ)
         ブロンソン・ピンチョット (バリー)
         ラファエル・スバージ (グレン)
         ジョー・パントリアーノ (グイド)
         ニコラス・プライアー
         ジャネット・キャロル
         リチャード・メイサー
         ケヴィン・アンダーソン

 【Zero的評価】 50円

 【リピート率】  ★

 【見所】   ブリーフいっちょで歌い踊るトム。

 【鑑賞本数】  年間:12作目  通算:33作目


 【 感 想 】

 今となってはスーパー・スターの不動の地にいるトム・クルーズの若かりし頃の一作。ハリウッド映画、黄金時代の初期の頃の作品といった感じが強い。派手なアクションシーンもなければ、人も殺されず、主役の見せ方もしっかりと抑えた、昔作りの印象を受ける。

 公開された当時は、話題作だったのだろうなぁと思い図ることができるが、今となっては生きた化石状態の退屈な映画だ。ただ、今はあまりお目見えしない、主人公の見せ方をしっかりとおさえたカメラワークは、映像技術、機材が高性能になった今こそ見習ってほしいところである。

 話自体はいたってシンプルで、両親のいない隙を狙って羽を伸ばす高校生の話。
悪友のおせっかいから大金の借金を抱え込むことから物語は始まる。

 中流階級のWASPらしい両親とその息子。無条件に子供を信用し、期待をかける母親を煙たく思い、成績とか、いい大学とかありきたりな価値観でしか生きていない父親にもどかしさを感じる、背伸びしたい年頃・・・という設定はわかる。アメリカの典型的な高校生っぽさもよくでている。

 なのに、話の展開はまだるっこしく、間伸びしたストーリーに観れば観るほど“うんざり”とさせられる。

 タイトル通り『卒業白書』ではある。だが、原題の『Risky Business』のほうがより、この映画を表していて、タイトルで損しているとも思える。

 トム・クルーズよ。何でこんな映画にでてしまったんだ?そんな思いが残る一作である。救われるべき点は、Guido役のジョー・パントリアーノ。唯一まともな演技をしてくれていることであるかもしれない。



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バイオハザード

バイオハザード      ≪公開時コピー≫
     生き残る。たとえ一人でも
     


       製作国:ドイツ/イギリス/アメリカ
       製作年:2001年
       公開年:2002年

 【監督】   ポール・W・S・アンダーソン

 【製作】   ポール・W・S・アンダーソン
         ジェレミー・ボルト
         ベルント・アイヒンガー
         サミュエル・ハディダ

 【出演】   ミラ・ジョヴォヴィッチ (アリス)
         ミシェル・ロドリゲス (レイン)
         エリック・メビウス (マット)
         ジェームズ・ピュアフォイ (スペンス)
         マーティン・クルーズ (カプラン)
         コリン・サーモン (ワン)

 【Zero的評価】 1500円

 【リピート率】  ★★★★★

 【見所】   目つぶりながら銃を撃つミラ。もしくは、強気と弱気が同居中のレイン

 【鑑賞本数】  年間:11作目  通算:32作目


 【 感 想 】

 個人的に苦手なジャンルの一つにホラー映画というのがありまして、ゲームのバイオ・ハザードもそれが故に避けていて、頭の片隅に“ホラー系”という定義があったにもかかわらず、ミラ・ジョボビッチが出演しているがために、ホラー映画というのをすかんと失念してみてしまった。おかげさまで“ひぃ・・・勘弁してくれぇぇえ”的な恐怖感をしっかりと味わってしまいました。

 ゲームの実写版でこけた『ファイナル・ファンタジー』『トゥーム・レイダー』っていう前例があるためにあまり期待していなかった分、結構、面白かったです。

ちょっと物足りなかったな・・・というぐらい、アンデッド(ゾンビ)たちが少なかったというのも、ホラー系の苦手な自分にはありがたかったというのもあったけれど、昨今、稀に見る良く出来た映画だと思っていたりします。

 それというのも、元ネタがあるにもかかわらずしっかりとした人物設定がなされていて、話として筋が通っていたというのが一つ。ありがちな原作モノ見てるならわかるよね的な曖昧さが全くないのが好ましい。

 観るモノの不安感をあおる音響効果が一つ。ホラー映画・サスペンス映画の王道は音響効果がうまい。エイリアンしかり、羊たちの沈黙しかり・・・。

 でも一番はレイン役のミシェル・ロドリゲス。主役のミラを食いかねる勢いで存在感があり、生き残りチームの中で、潔くて、バイオ・ハザードによる二次的被害者を悲惨さなく演じていたのが好印象でした。

 ちなみにメイキングでミラが『夜中に一人で見ないでネ♪』といっておりまして、真剣に『おせぇよ!!』と、画面に向かって吠えたのは余談であります。



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アイス・エイジ

アイス・エイジ      ≪公開時コピー≫
     愛と冒険のヒーローたち。
     


       製作国:アメリカ
       製作年:2002年
       公開年:2002年

 【監督】   クリス・ウェッジ
         カルロス・サルダーニャ

 【製作】   ロリー・フォート

 【出演】   レイ・ロマノ (マニー / マンモス)
         ジョン・レグイザモ (シド / ナマケモノ)
         デニス・リアリー (ディエゴ / サーベルタイガー)
         ゴラン・ヴィシュニック (ソト)
         ジャック・ブラック (ジーク)
         タラ・ストロング (ロシャン)
         ピーター・アッカーマン (ドードー)
         ピー・ジェイ・ベンジャミン (ドードー)
         ジョシュ・ハミルトン (ドードー)
         アラン・テュディック (ドードー)
         デニー・ディロン (グリプトドン)

 【Zero的評価】 0円

 【リピート率】  ★

 【見所】   手の込んだCG?

 【鑑賞本数】  年間:10作目  通算:31作目


 【 感 想 】

 今はやりのCGで、ヒューマンドラマで、ファミリー向けだから、あまり期待はしていなかったものの、やっぱり『ふ~ん・・・』といいながら、手近なゴミ箱蹴りたくなるようなうさん臭ささみたいのを感じていただけませんでした。

 先に一言お断りしておくと、アメリカ製作のアニメ映画は決して嫌いじゃない。ディズニーの『美女と野獣』『アラジン』あたりはむしろ大好きだし、音楽とか、歌とか、映像とか、お金かけているだけのことはあるなといつも関心する。『トムとジェリー』は小さい頃からのお気に入りで、ニヒルな笑いがたまらないし、『シンプソンズ』もダークな笑いが気に入っている。

 だけど、『アイスエイジ』だけは売りである(?)ファミリー向けっていうのも気に食わないし、弱肉強食の連鎖的にありえない動物たちのコンビに予想していた以上の胡散臭さがぷんぷんしていて、ああやっぱりと確信するようなモノがあった。

 肉食獣が食べるために狩った獲物(人間の赤ん坊)をやっぱり食べるのやめたって、人間の群れに返せるわけないじゃない?人は人で、あくまでも人間を襲う「悪」は排除すべきだって思うんだし、殺されるのをわかってて、みすみす返しにいくか?っていうツッコミが一つ。そこはそれ、あえて死を覚悟してまで、返しにいく「人」ににた感情を持つ肉食獣というのが見せ場なのかもしれないけれど…食物連鎖の掟(というほどおおげさなものじゃないかもしれないが。)を無視して、都合のいいように拡大解釈して、感動的な作品にしあげました風なストーリーが気に入らない。

 確かに感動的なストーリーではあるんだけれど、ここで笑うんですよ~!次、この場面で、感動してくださいね~。はい、クライマックスのここは泣く場所で~す。という感じの作為(むしろ悪意。)を感じて興ざめした。



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