選抜クラス 小田島です。
この一年間森川先生の授業を受けて、僕の経験と授業を通して思ったことを書こうと思います。
僕は選抜クラスに上がる前の研究クラス最後の方の授業で、講師の方から
「お前の演技はこなれているから新鮮さがない」
というお言葉を頂きました。
この言葉を言われた時、頭では理解したものの実践に落とし込むことが出来ず、しかし実行できないのがとても悔しかったので、常に念頭に置きながら選抜クラスへと進みました。
そして選抜クラスの授業。今まで甘え続けていた自分を変えるべく、アプローチを変えて常に新しい事をやってやると意気込みながら毎日を臨みました。しかし、森川先生の授業を受ける中で、そもそもの役者として演じる以前の問題で、緊張して前に出たら声がこもって小さかったり、演技の表現が小さく何をしているか分からないかなと、ご指摘を受けるばかりでした。ですが、森川先生は授業の中で「何かのきっかけで変わる人がいる」と仰っていたことがあり、僕自身変わりたかったので、「きっかけ」を掴みに行くべく我武者羅にその何かを探し続けました。
そして、また別の授業でその時は訪れました。
その「きっかけ」は、まさに名前に相応しく僕自身の考え方や見解を大きく変えるものとなりました。今まで教えて頂いた事が全て繋がり、我武者羅にやるのではなく、自分が今何が足りなくて何が必要なのか、今やるべきなのはどんな事なのかがどんどん頭の中に入ってきて、そこからは怒涛の勉強と経験の日々でした。授業中でもご指摘などを聞く度に、足りなかったパズルが当てはまっていくような感覚がずっとあり、それと同時に森川先生の知識と経験量には驚かされてばかりでした。
そして今では前に出て緊張することや羞恥心とは無縁になり、以前より深く集中して演技に望むことが出来ています。最初の方と比べたら自分が自分でないみたいに思えるくらいです。
森川先生の授業を受けていく中で、沢山のご指摘を頂きました。そのご指摘は、全部きっかけになりうる言葉達ばかりだったなと痛感し、その言葉達をすぐに吸収出来なかったことがとても悔しく思います。ですが後悔はありません。あの時あったきっかけのおかげで、今までずっと変化がなかった僕が、かなりの心境の変化で変わることができたからです。この一年、授業を通して転機をくださった森川先生には、とても感謝しています。この一年間はとても濃密な期間となり、今後何事にも挑戦していくであろう中で貴重な人生経験を頂いたなと、心の底から思うばかりです。
ありがとうございました。
選抜クラス 小田島