選抜クラスの服部です。
今回自分はボイスコミックの収録に参加させていただきました。
そこで学んだことや、感じたことを書いていきます。
まず1番に感じたことは、先輩の皆さんのディレクションに対する瞬発力です。
何度も同じことを言われないのはもちろんのこと、ディレクションを受け一発で演技を変えていくのです。収録の現場は100点の演技ができるまで何度も何度も繰り返し録れるわけではなくて、スタジオを使える時間も決まっているし、他の出演者の方との兼ね合いで一つのシーンに使える時間も限られています。その決まった時間の中で、しっかりと要望に応えることがプロとしての声優の仕事なんだなと感じました。
そして次に強く感じたことは、圧倒的な基礎力の差です。滑舌や発声などやはりまだまだ自分とは差があるなと感じました。
この収録を経験して、普段からやっている外郎売や、発声練習も意識を変えて今までより高い意識やレベルでやる必要があると思いました。
そして、今まで気がつかなかった新たな課題も見つけることができました。それは叫びです。
演技で叫ぶ際、自分は喉を締めてしまう癖があり、ご指摘をいただきました。先輩には、呼吸が少し浅くて、なんとか叫びの長さを出す時に呼吸が厳しく喉を締めるしかなくなっているのでは?と言っていただきました。その後自分で練習した時も、喉を締めて叫んでしまったりして、しっかり息を吸うことや、肺活量など新たな課題が見つかりました。また、それに対するこんなトレーニングをすると良いよなども教えてくださりました。
実際に現場で活躍している先輩方とご一緒させていただけて本当にたくさんのことを学び、教えていただきました。ですが、次に実際プロとして現場でお会いした際には、先輩ではありますが、対等に演技をしなくてはいけません。
これからのレッスンや、自身のトレーニングなど、もう数段階ギアを入れて頑張り、先輩たちに肩を並べ追い越せるように頑張ります。
選抜クラス 服部