選抜クラス所属の白﨑です。
先日、数多くの劇場版アニメやTVシリーズを手掛ける音響監督の方に、特別授業をしていただく機会がありました。その授業の様子や私の感じたことをお伝えできればと思います。
今回の授業内容は、質疑応答と自己PRの2つでした。
はじめに、「じゃあまず、聞きたいことある人ー?」という形で質疑応答の時間を取ってくださり、普段あまり聞くことのできない、音響監督ならではの視点からのお話をしていただきました。
声優として音響制作等の会社も気にかけておいた方が良いこと、音響監督のオーディションへの関わり方、そもそもアニメの音響監督はどのように決まるのか?などなど、、、
様々なお話を聞き、通常の授業で教わっている演技に関すること以外にも、覚えておかなければいけないことが沢山あることを学びました。
授業の後半は、生徒一人一人が自己PRを行いました。
よくあるオーディションのような自己PRというよりは、どんな演技をするのかを見たいとのことで、一人ずつ前に立ち、自らの強みを存分に見せられるようにアピールをしていきました。
オリジナルのセリフを披露する人、ダンスや歌を披露する人、ある作品のセリフを抜粋して披露する人、外郎売を披露する人など、それぞれが違った形で、自分をアピールできるように発表していました。
その中で私はただ一つ、''準備不足''を痛感しました。
授業当日に何をやるかは伝えられたので準備も何もないと思うかもしれませんが、それでもしっかりとアピールできる人はいます。そこは同じクラスの中でも差を感じました。
自由に何か演技・表現をするというような形式での発表は初めての経験で、自分の番が回ってくるまでに何をしようかひたすら考えた末、昨年のクラスでボイスサンプルを録る際に作成した台本から、いくつかセリフを披露させていただきました。
しかし、もう少しやれることがあったのかな、もし最初から自己PRをやることが分かっていればどんなことをやれたかな、と後悔の残る結果となってしまいました。
終わったあとのフィードバックでは、どのような演技をすると見る側の目に留まるか、こういった場面ではどのようなことに注意するべきかなど、今後オーディションを受ける機会がもしあれば、その際には非常に参考になるお話も沢山していただきました。
自らの強みは何なのか、どのような演技・表現をすれば自分を最大限引き出すことができるのか、そういった部分については、さらに追求していかなければいけないと実感することができました。
今回の特別授業は、改めて自分と向き合い、足りないところを見つめ直す良い機会になりました。 今後同じような場面に遭遇した際には後悔の残らない結果を出せるよう、日々精進していきます!
選抜クラス 白﨑