おはようございます。
選抜クラスの齋藤と申します!
先日、ありがたいことに吹き替えの収録を見学する機会を頂きました。
初めての収録現場、ご挨拶をするのも心臓がバクバクです。
森川先生などベテランの方々は、テストをせずいきなり本番に臨まれたのですが、NGはまずなく、ものすごいスピードで収録が
進んでいきます。
私は目にしたものを漏らすまいと、メモを取るのに必死でした。
どんどんと収録していく中で「台本にはないけれど、ここに息を入れた方が…」など、Vや台本を隅々までチェックし読み込んでるからこそ出来るようなやりとりが何度かあり、どんなに忙しい中でも、ひとつひとつの作品に対してしっかり準備して収録に臨むその姿勢に、プロの心構えを感じました。
他の方々も、用意してきたものとは違う演技を求められ何パターンも撮ったり、突然違う役を振られたりしても、戸惑うことなく演じられていて、とにかく圧倒されます。
なにを求められているのか瞬時に判断する力。
それを柔軟に表現できる力。
瞬発力が必要というのは森川先生がいつもレッスンで仰られていることですが、実際に現場でその重要性を実感することが出来ました。
日常はとても分厚くて、常に意識を高く持つというのは
本当に難しいです。
毎日の日課だって慣れてくると知らぬ間に手を抜いてしまい、それを仕方ないと思ってしまったり。
日常に流されず、自分を甘やかさず、努力し続けていけるかどうかが大切なのだと思います。
はたして私はどこまで出来ているのか。
現場に出るという、具体的な意識は持てているのか。
今回、プロの演技を間近で見られるというとても貴重な経験をさせて頂き、改めて自分のことを振り返りました。
自分との戦いが一番苦しいですが
これが私のやりたいこと。
自分に負けず、頑張ります!
お読みいただき有難うございました!
選抜クラス 齋藤(は)