「言葉」 | ~声優のたまご達~アクセルワン付属養成所「アクセルゼロ」のブログ

~声優のたまご達~アクセルワン付属養成所「アクセルゼロ」のブログ

アクセルワン付属養成所「アクセルゼロ」~熱血講師と声優を目指すたまご達の成長記~

おはようございます。

 

Sクラス 野村と申します。

 

授業も後期に入り、私含め、Sクラスのクラスメイトたちの表情がますます引き締まって参りました。

 

 

現在はアニメーションの授業を受けさせていただいております。

 

 

アニメーションの授業に入り、改めて思うのが

「言葉」の難しさです。

 

 

アニメーションの絵に合わせる、という事はもちろんのこと、それ以前に、今このキャラクターはどんな場面で、誰と一緒に、どんな会話の流れで、どんな気持ちでその言葉を使っているのか。

 

 

どんな気持ちでその相手と会話をしているのか。それを踏まえて「言葉」にする。基礎的で簡単に見えますが実に繊細な作業です。

 

 

先生にご指摘をいただく度に、自分の発した言葉が、自分だけが気持ちよく感じる言い回しで、トーンだったのか、そして相手を考えず一人で突っ走っているのかを痛感しております。

 

 

「言葉」を大切にすることが、キャラクターへの愛になり、作品を一緒に作り上げさせていただく責任感にもなる…この一つが大きな歯車を回すために、どれだけ大事な部品なのか、日々考えさせられます。

 

 

日々考える中で身にしみて感じるのが、今、私が悩んでいるこの課題を、声優の皆様は土台とし、さらに絵のひとつひとつ、1アクションごとに敏感に対応し、その上で絵に負けない自分のお芝居をされていて、まさに遥か雲の上の存在なのだと、そして、自分はいかに「声優というお仕事」を深く考えられていないか、ということです。

 

 

残りの授業も後期のみとなり、時間も迫ってまいりましたが、基礎的な事はおざなりにせず、技術的にさらに自分を高めていきたいき、そして「声優」という生業はどんなものなのか、より深く考えて参りたいと思っております。

 

 

Sクラス 野村