おはようございます。Ｓクラスの須田です。
Ｓクラスの授業もあと一回…
もうこれで森川先生からダメ出しを
いただけなくなってしまうと思うと、
正直怖いです。
振り返ると、最初の頃の私は、
思い切って自分を表現しようとか、
何ができるかをアピールしなくてはとか、
余計な自意識ばかりが先行していたように思います。
とにかくもう自分、自分、自分のことばかり。
ですが、森川先生がある日
「みんなセリフを何だと思っているの？」と
おっしゃった言葉がとても心に刺ささり、
日々そのことを考えるようになりました。
日常の会話は自然にしゃべっているのに、
台本を前にすると、
とたんにセリフをしゃべっているようになってしまう。
相手と芝居をしていない。
これは一度「自分先行」を捨てなくてはと考え直しました。
自分ではなく相手の役者さんの言葉をよく聞き、感じる…。
セリフを自分のものにして、
相手との掛け合いの中でも自由にコントロールできるように。
訓練を重ねました。
森川先生の何気ない一言は、値千金のお言葉です。
聞き漏らさず、常に振り返り過ごした１年間。
一番変わったと思うのは芝居に対する考え方だったと思います。
そして前よりお芝居が楽しく感じています。
お仕事の現場に立てたとしたら、
そんな余裕などないのでしょうが…。
アクセルゼロでのかけがえのない時間を忘れずに
精進し続けます！
選抜クラス(Ｓクラス) 須田