最大限 | ~声優のたまご達~アクセルワン付属養成所「アクセルゼロ」のブログ

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アクセルワン付属養成所「アクセルゼロ」~熱血講師と声優を目指すたまご達の成長記~

おはようございます!
アクセルゼロSクラス邉見です。




先日、特別授業ということで音響監督さんによる

外画のレッスンを受講させて頂きました!




レッスンで使う台本を頂き、

1時間ドラマということでやや厚めの台本に

私はワクワクしました。



どのキャラクターがどんな立ち位置なのかをまず確認し、
まだ映像を見ていなかったのでこんなキャラクターだろうか、どんな場所にいるだろうかなどと想像しました。




そして、台本と映像を照らし合わせて確認、

想像とは違う動きもある場所をどう表現するか、

声に出しながら暫く思考。


そうしている間にあっという間に時間は過ぎ、

遂に授業が始まりました。




私がやらせていただいた役は自分の年齢とは大きく離れた

母親の役で母親らしからぬ言動や行動が目立つ人でした。



ですが、テストの演技はとにかく小さくなってしまい、

弱弱しいイメージになってしまいました。




授業前の練習中、こうやろうと思った自分の中のイメージ、

それを最大限テストで出せないといけないのに

私にはそれができませんでした。



テスト終了後、監督さんが
“まず最大限の大きな演技をしてほしい、

そこから削ることはできても、

小さなところから大きく持っていくのは難しい”
とおっしゃっていて、すごくそれが私の中に残りました。



声優はテスト本番、もしくはラステス本番で

作品を作り上げて行きます、その短い時間の中で

どれだけ自分の最高を持っていけるかが勝負なのに
私はその短い中の大事な1回を逃してしまったのです。



その後、監督さんがもう一度しっかりキャラクターを

自分に落とし込もうということで映像を見る時間を下さり、再度確認。


自分のキャラクターがどのように動き、

どのような息遣いをしているのか、原音をだしている役者さんは

一体どのような気持ちなのだろう。



情報を頭の中に詰めなおし、私の中のイメージを出すには

一体どうすればいいのかを考え直します。





そうしてもう1度マイクに向かい、演技をさせていただきました。



結果は“求めているのは、それとは

違うタイプのもの”というお言葉。




悔しかった。




なぜ、1回目、あの1回目で自分の最大限を

出せなかったのだろう、もし出せてそれで最後のお言葉を

頂けたなら調整ができたかもしれない、

思考の幅が広げられたかもしれない。





とても、悔しい思いをしました。





でも、悔しい思いをしたからこそ学んだことは

とても多い授業だったと思います。





最大限の演技を一発目に持っていける度胸や瞬発力、

まだまだ私に欠けているものですが、

欠けている等といってはいられません!




散々悔しがったらあとはもう邁進あるのみ!!





今回設けて頂いた特別授業、とても良い教訓となりました!




この機会を頂けたことを感謝して、これからにいかしていきます!





負けず嫌い邉見、これからも頑張ります!!
ありがとうございました!






Sクラス 邉見