お疲れ様です。
Sクラス 西梛 です。
この度、素晴らしい機会をいただき、
劇場版アニメに出演させていただきました！
収録スケジュール、厚い台本、出演者の多さ、
そして香盤表に連なる大先輩方のお名前。
もちろん私には初めてのことばかり。
お話をいただいた時から緊張の連続でした。
有難いことに今まで色々な現場に出させて頂きましたが、
その都度、初めて学べること・気付けることばかりです。
お芝居に関しては勿論、１番の新人としてするべき仕事・
失礼のない立ち振る舞い・現場でのマナー、
そういった大切な事柄についても勉強させていただく日々です。
作品によって全く同じ現場というものがない以上、
その瞬間に周りをよく見て自分の頭で考えること・
臨機応変に立ち振る舞う冷静さ・その場の空気を読んで行動を
選択する力が必要だといつも痛感します。
どれも、現場に出てみてはじめて学べる大切なこと。
まだまだわからないことばかりです。
それでもこうして、少しづつですが確実に学びを得られる環境に
いられることに感謝の気持ちでいっぱいです！
収録中、先輩方のお芝居を間近で拝見し何度も心が震えました。
台本上の台詞たちが生きた言葉に変わっていく瞬間・
そのパワーを目の当たりにして、
「これが声優の仕事なんだ、
これが命を吹き込むという素晴らしさなんだ」
と改めて感動しました！！
今回、このような機会をいただき学べたことは数多く、
とても全てをここに書くことはできません。
本当に素晴らしい経験をさせていただきました。
このような作品に微力ながらも携われたこと、
とても光栄に思います。
わずかな出番ですが、自分なりに誠心誠意向き合いました。
とても貴重な経験をさせて頂きました。
それでも、「素晴らしい空間にいられただけで自分は満足」
だなんて思えません。
今の私には身に余るほどの光栄な機会を頂けたことは
わかっています。
それでも、本当はもっとマイク前に立ちたかった。
本当はもっともっと、演じたかった。
それにふさわしい自分になりたい。
素晴らしい作品に関われて、素晴らしい役者さんが
目の前に沢山いて、素晴らしい空間がここにある、
それなのに、今の自分では作品の為に
できることが限られている、
それが情けなくてもどかしくて、
何より悔しくて仕方がなかったです。
このままの自分じゃ絶対に嫌だ、と思いました。
収録を終え、正直な想いを口にした瞬間涙がでそうになりました。
【誰しもはじめは新人。新人の間にしか学べないことがある。
今はそれを学んでいく必要な時。】
【その気持ちも新人の今だから得られるもの。そこから、
夢見ているだけではなく絶対にこの世界で生きていくんだ
という強い意志に変えていけば良い】
そんな私に森川先生が仰って下さった有難いお言葉です。
この気持ちを糧にして、より強くなった意志と共に、
かけがえのない「今の自分」と向き合っていこうと心に誓いました。
最後になりましたが、このような素晴らしい機会を
与えて下さった全ての方々・今回の収録を通して出会えた
全ての方々に、心からの感謝をお伝えしたいです。
本当に本当に、ありがとうございました。
この経験からいただいた学びを何ひとつ無駄にしません。
きっとこの先に繋いでみせます。
今は口癖みたいに毎日毎日「悔しい」ばかりの未熟な自分ですが、、、
この気持ちも一つ残らず無駄にしないように！
もっともっと、頑張ります。
このままじゃ終われないっ！
頑張ります！！！！！！
Sクラス 西梛
